griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

交番勤務の警察官にGPSを?。。。

警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が飲食店従業員の佐藤陽子さん(32)を射殺した後に自殺した事件を受け、警察庁は20日、交番勤務員の位置や活動状況を、パソコンやGPS(全地球測位システム)付き携帯電話で管理するシステムの導入を検討するよう全国の警察本部に指示した。 
 この事件では、友野巡査長が勤務をたびたび抜け出していたことが明らかになっており、同庁は、交番勤務員の管理や人員の効率的配置のために、こうしたシステムが必要と判断した。 すでに埼玉県警では昨年4月から、全警察署と交番・派出所に専用パソコンを置き、交番勤務員がパソコンに打ち込んだパトロールの時間や場所のデータを管轄の警察署で一括管理、110番通報への対応などに役立てている。 また茨城県警では、全署にGPS付きの携帯電話を1~2台ずつ配備している。【2007年9月21日3時2分 読売新聞】

馬鹿げている。実に馬鹿げている。。。

これらの短絡的発想は、およそ血の通わない「キャリア組」の考えそうな事である。情けなさすぎる。。。

私は全国で奮闘している多くの警察官は、真面目な方ばかりと理解している。残念ながら?ゴク一部の「ハミ出し」警官による不祥事によって、あたかも?それが全体であるが如くに判断される事は、決して、あってはならない事であると考えます。それでは「群盲評象」になってしまう。。。

それを踏まえて考えれば?いきなりGPSまで行くのは?数多の真面目な警察官に対し、極めて失礼であり、「人道上」的観点からも?如何なものかと言わざるを得ない。。。

パトカーなどは、既に装備されているともの考えられますが、犯罪者の如く管理されるのは?如何なものか。しかも今後の安定的な警察官確保の道を狭める事になりやしないか?私的には、極めて憂慮すべきものと理解します。。。

私的には、組織における「上下左右」の意志の「コミニュケーション」こそが?何よりも大切な事だと考えますね。つまりお互いの「信頼関係」である。これをなくして、単にGBSで「ガチガチ」に管理し、あわよくば「粗探し」をしよう?などという官僚的な発想では、もとより「信頼関係」など築けるハズもなく、そのような「魂」の入っていない組織では、本来の力を発揮出来ないものと考えます。。。

民間企業の中でも、「人の三井」「組織の三菱」などと良く例えられますが、どちらに重きを置くにせよ?私的には、結局は、温かい血の通った管理でなければ?ダメだと思います。さもなくば?期待した「成果」は得られないものと考えますね。。。

武田信玄の言葉に、「人は石垣。人は城。情けは見方。仇は敵。」という言葉があります。そして「山本五十六元帥」の言葉にも、「まずやってみて?やらせてみて?褒めてやらねば?人は動かぬ」とも言われています。これらは決して、上司に対し「卑屈になれ」という意味ではなく、人心の掌握には、最後は「魂と魂の会話」であるという事を意味しています。。。

その意味でも?私的には、大金かけて、いきなり「GPS装着」に向かう前に、もっと「やるべき事」が多々有るように考えますね。GPS装着がキャリアの「逃げ」に使われては?全国の数多の警察官が「気の毒」でなりません。。。(~ヘ~;)