griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

異常者から身を守る為に。。。

15日午後6時50分ごろ、栃木県下野市薬師寺の公園「日生広場」で同級生2人とともにブランコで遊んでいた近くに住む小学2年の女児(7)が、女にいきなり果物ナイフで左手人さし指を切りつけられ、軽いけがをした。 女は、泣きながら帰る女児を自宅まで追いかけ、玄関先で女児の祖父(63)の右手親指に切りつけた。祖父も軽傷。 騒ぎを聞いた近所の人が110番通報し、駆けつけた下野署員が女を傷害と住居侵入の現行犯で逮捕した。調べによると、女は市内に住む31歳。先月まで同県鹿沼市内で入院していたという。
【2007年6月15日23時40分 読売新聞】

何の罪もない善良な市民が、「通り魔」などの手にかかり、理不尽な目に遭う事件が後を絶たない。今回も、一歩間違えば?凄惨な殺傷事件へと発展していた可能性が否めないものだった。だが幸いにも通報を受けて駆けつけた警察官によって、犯人は捕らえられ惨事は未然に防がれた。逮捕された加害者の供述では、単に「子供の声が五月蠅かった」と自供しているという。以前には、花火に興じる若者の声が五月蠅いとして、自宅から散弾銃を持ち出し、ぶっ放した事件もあった。これらに共通する正当な理由もなくキレる者たちと、私たちは、どう向き合い?どう共存すべきか?悩ましさと共に不安が募る。。。

昔から恐ろしいものの例えとして?「地震」「雷」「火事」「親父」という言葉が広く知られている。実は、それらと並んで『キ○ガ○に刃物』という言葉もまた?密かに語られ続けてきた。差別を伴う言葉ゆえに、普段、大っぴらには使われないが?アングラでは誰もが知っているメジャーな言葉である。。。

「精神異常者」への対応。。この難しいテーマと如何に向き合うべきか?「惨事」が繰り返されるたびに議論は湧き上がるが、デリケートな問題だけに、なかなか結論を見出せないまま?なおざりにされている。人権との絡みで国も対応に苦慮していることは分かるが?いつまでも?市民に対し 『通り魔には注意しろ』 と言うだけでは?市民の「安心安全」の確保は出来まい。。。

兎角。人権に五月蠅い、あのアメリカでさえ?繰り返される悲惨な事件が起きるたびに、銃をはじめ、様々な「規制」や「手立て」が講じられてきた。私はその最たるものが「Social Security Number」ではないのかと思っている。元々は国民に対する納税や社会保障のために存在している仕組みといわれるが、市民を様々な危険から守る上で、多様に活かされている制度と理解している。。。

日本では今、年金問題がクローズアップされているが、それらを解決する意味でも?日本版の「Social Security Number」 を導入し、広範な運用を目指すべきではなかろうか。それが進めば?再犯を繰り返す性犯罪者を始め、本件のような犯人をも?予め静かに監視する事が可能であり、さらには「テロ対策」としても大きく期待されるものである。今後は問題とされる「プライバシー」の流失防止を如何に防止するか?しっかりと対策を講じられた上で、是非とも早期の「成立」が待たれるところである。。。。