川崎市高津区下作延の市営緑ケ丘霊園で、墓石前に設置されたステンレス製線香皿約200個(40万円相当)が盗まれていたことが26日、分かった。神奈川県警高津署は、金属相場の高騰を背景にした転売目的の窃盗事件として捜査している。【時事通信社:2007年02月26日 20時12分】
公園の「車止め」。神社の「銅屋根」。防波扉。半鐘。そして今回はお墓の「線香たて」。留まる事を知らない金属泥棒。。それこそ「金目」になると思えば?見境なく持ち去る手口だ。許せん!。。。
モラルハザードの時代だから?「さもありなん」と言ってしまえば?それまでだが、それにしてもねぇ。。。
仏式の墓石には、何処にも「線香たて」が備わっているが、その中には、大概「ステンレス製」の「線香皿」がセットされていることが多い。。。
というのも?彼岸や法事の際などの様に、大勢の「お参り」があると?線香の量が多くなる為に、石をくり貫いた「線香たて」の中で、ボウボウと線香が燃え出すことになる。すると?その熱に耐えかねて?意外にも?簡単に石が割れしまうのである。。。
それ故。その様な事がない様にと?お参り客の多い場合は、ステンレスの「線香皿」を、「線香たて」の前にせり出して使用する事が多い。それ故。括り付けにはなっていない。。。
というより?もともと「盗まれる事を想定していない」設計だから?無理もないといえば無理もないが。。。
いよいよ墓石の「線香たて」も持ち去るヤツが出て来たとなると?まさに世も末である。もはや何が起こっても不思議はないという事だ。場合に依っては?あのお寺の、デカイ「釣鐘」さえも持ち去られかねない危惧を抱かせる。。。
それこそあれを取られたら?もう「除夜の鐘」も聞けない事態となる。貴方だったら?そんな事を許せるだろうか?いや。断じて許せない。「もういい加減にしろ!」と声を大にして言いたい気持ちだ。。。
やはり刑罰としての「百叩き」が、真剣に検討されるべき時代になって来た。。。。