９日午後１１時５分ごろ、山形県上山市金谷の国道１３号で、巡回中の上山署員が盗難届けの出ていた軽乗用車を発見し、パトカー４台で追跡、軽乗用車はパトカーに衝突するなどして逃走した。 約２０分後、軽乗用車は、約１キロ離れた同市弁天の駐車場に逃げ込み、パトカーが出入り口を封鎖したが、さらに向かって来たため、同署員ら４人が拳銃を１発ずつ計４発発砲し、軽乗用車を運転していた男を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。 男は、山形市青田南、無職細川人志容疑者（３７）。発射された４発のうち３発は上空に向けての威嚇発射で、もう１発が車のドアに当たったが、細川容疑者にけがはなかった。 調べによると、軽乗用車は９日午前、山形市内の女性（２２）がスーパーで盗まれたもの。細川容疑者は、駐車場に追い込まれた後も３回、追跡するパトカーに衝突。最後は出入り口を封鎖していたパトカーのそばにいた同署員らに向かってきたという。 同署は、細川容疑者が車を運転していた経緯なども追及する。 【2006年12月10日11時35分 読売新聞】
いやはや？このところ「アクション映画」さながらのカーチェイスも？さほど珍しくないほど増えている。今の時代。市民の安全を守る警察官も、まさに「命懸け」と見える。心から「ご苦労様」と申し上げたい。。。
それにしても？記事にある警告の空砲だが、何発も撃つ必要はないと思う。一発も撃てば十分である。と言うのも？のんびり漕いていると？犯人を取り逃がす危険も高くなる。もし逃げた犯人が？付近の市民を巻き込んで？人質を取る事態になれば？もはや一大事では済まぬ事になる。当然ながら救出する警察官の危険も飛躍的に増すことになるだろう。。。
それを考えると？この場合。警察官の取るべき態度としては？「空撃ち」もそこそこに？直ちに発砲するのが妥当ではなかったのか？と問い掛けたい。しかも今回のようにパトカーに「体当たり」するなどの凶行を繰り返す犯人なれば？無論の事である。一刻の猶予も出来ぬハズだ。。。
世の中。益々凶悪な事件が増え行く中で？もはや腰の「拳銃」だけでは？「心もとない」事態も出て来る。それこそ？万々が一にも？半島に有事が発生すれば？我が国に潜む北の工作員らが、一斉に「同時多発テロ」を企てないとも限らない。そんな工作員と現場で対峙せねばならない警察官らの身の安全を考えたとき、「マシンガン」や、「ロケットランチャー」などの重装備も、真剣に検討されるべきである。。。
今後、あらゆる危機への対処を念頭にせねばならない警察官の装備は、少しずつ強化される方向で議論の高まる事を期待したい。。。。
