griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

企業の労働分配と格差社会に思う。。。

このところ企業の収益回復と給与の伸び率が比例していない事が盛んに叫ばれるようになった。その事が「格差社会」を助長させているという声も多い。「消費動向」が改善しないのも?その為ともいわれる。私的に見ると?景気回復は、政府と企業経営者の役目。その結果生じる利益を正しく分配する(労働分配率を適正に導く)のは?労組(つまり社員一人一人)の役目と心得ている。。。

そんな中で改めて蒸し返すようだが、今年の春闘におけるトヨタが示した極めて消極的な態度は、国民の目から見ても許しがたいものに映った。ついこの間も、トヨタは、今期の企業収益が2兆円にも登る(半期で既に一兆円を超えている)との見通しを示している。しかも振り返れば?前期も、前々期も、高収益を上げていた世界的超優良企業である。そのトヨタが出さずして?一体、どこに出せというのか?という議論がまずある。今日ある企業の利益は経営者が、エンピツ舐め舐め、転がして作った利益ではなかろう?一人一人の従業員が、日々誠心誠意の努力と勤勉により成し得た成果である。その従業員に対し利益を上げているにも拘わらず?「給与を出し惜しみする」経営者は?もはや犯罪者と言っても過言ではなかろう。その事に何ら疑問も抱かないまま過ごして来た組合もまた然りである。。。

今日の企業に取って「株主」は確かに大切な存在だ。それ故に配当金の「手当て」も必要だろう。それは分かる。だが?それ以上に大切なのは?そこに集う、働く、従業員である。その「順位付け」こそが「大事」であり、今、求められているところではないか?苦しい時は「利益が出せないから我慢してくれ!」と泣き付き?景気回復により企業収益が好転し、従業員に取っても「ようやく俺等の番が?」と思いきや?今度は「利益が出せなくなった時の内部留保に振り向けたい」と言われたら?一体、100人中の何人が納得しようか??こんな理屈を「鵜呑み」にする「労組」には、今後一切「組合費」を払う必要はないといえる。。そんなバカな事があるか?と、直ちに「ちゃぶ台」をひっくり返す「覚悟」がなくてどうするの?と言いたい。そう考えると?今の労組は、あまりにも「物分り」が良過ぎる単なる「バカの集団」と言い切って何ら差し支えない。今日の格差拡大は、政府が作り出したものではなく、不甲斐ない「労組」が作り出したものと考えて相違ない。舐められて?すっこんでいるばかりではダメなのだ。来年の春闘は、労組の「在り方」を問う?壮絶なる「戦い」を見せて欲しい。。。。