griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

現場の中にこそ、解決へのヒントが詰まっている。。。。。

猪口 邦子 内閣府特命担当大臣少子化男女共同参画)が、小坂 憲次 文部科学大臣と共に昨日のフジテレビの朝の番組「報道2001」に、揃って出演なさっていた。番組では、猪口大臣の所管する「少子化」と「男女共同参画」問題を、深刻化する「ニート対策」を絡めて、関係の深い文部科学の小坂大臣と共に、解決へ糸口を探る試みをされていた。。。。。

番組を通して感じた事であるが、猪口大臣の考え方は、その「生い立ち」に見るエリート家庭の「成功人生」を通して育まれた「社会観」と、学者としての「理論的」な考察をベースとされている様子が改めて感じられた。それにしても、番組に同席された「現場教師」の実感に対する猪口大臣の発言には、些か耳を疑う印象を受け失望感を禁じえなかった。内容は勿論の事、意識の点でも、現場とは、かなりの「隔たり」を感じさせ?些か「浮世離れ」とも感じさせる「感覚」には、司会をされていた黒岩さんも、少なからず「戸惑い」を感じたに違いない。。。。。

そこで、私なりに感じた印象を申し上げれば、番組中。猪口大臣の発言の後に、現場サイドからの教師なり、コメンテーターの出された反対意見に対し、大臣は、やや「高圧的」とも受け取れる発言で受け答えされています。本来はそう云った反対意見にも、謙虚に耳を貸し、その上で、大臣としての「意見」なり「考え」を述べるべきところだが、反対の意見を聴いた瞬間に、時にはその発言さえも遮るようにして自分の意見を「押し通す」シーンがかなり見受けられた。その時の教師らに対する「見下し的な眼差し」や「ご不満気な」お顔の様子が、生番組の「リアリティ」を以って映し出されました。正に「貴方なんかに、何が分かるの?」と言いたげな「ご様子」であった。相当、勝気な方の様にお見受けした。。。。

それにしても猪口大臣の「輝かしいキャリア」と「学識」は、まさに素晴らしいの一語に尽き、その点では傾聴すべき見識とお認め致しますが、政治家という点で量れば、小坂大臣とは違い、つい先日「ご当選」なさったばかりの『ひよっ子』議員さんではないですか? なれば議員としても、大臣としても、もう少し相手の話に耳を傾け、積極的にメモを取るぐらいの真摯な態度が求められて当然の様に思うのですが、如何でありましょうや?。。。。。

一般人の目線で見て、最前線の教育現場で奮闘される教師の方の「生の声」の方が、薄っぺらな?「卓上理論」よりも、およそ「説得力」が有るものと映りました。何故それらを真摯に受け止め、職務の中に活かそうとなさらないのだろう。そもそも。国会議員は常に国民の声に耳を傾ける事が第一の仕事で有りましょうに? 学者肌が、プライドが、それを許さないのか?やり取りを拝見してて「謙虚さ」が全くと言っていいほど感じられなかった。おそらく多くの視聴者も、その辺を多分に「感じ取った」方も多いのではないかと思う。あの方の「大臣就任」時の「ブールーのドレス姿」を拝見して以来、感じていた「違和感」の意味が、ようやく解けた気がした。。。。。

その点、もう一方の小坂大臣は、『もっと現場の教師の方のお話を聞きたい』と述べられるなど、真剣な「眼差し」で受け答えをされており、猪口大臣とは対照的な「姿勢」が画面から「ひしひし」と伝わって来た。これぞ正しく生番組ならではの「凄さ」と感じました。それにしても、お二人とも、大臣に「就任」したばかりでもあり、人物評は、これくらいにして、今後の「お手並み」をじっくり拝見する事にしたい。どうぞ。頑張ってくださいね。。。。。