griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

不毛な論戦が続く民主党代表選。。

民主党代表選(14日投開票)に立候補している菅首相小沢一郎前幹事長は9日、札幌市で最後の立会演説会に臨んだ。菅氏が政府の新成長戦略に基づいて雇用対策を進める考えを強調したのに対し、小沢氏は財政出動による景気対策の必要性を訴えた。 (2010年9月9日21時21分  読売新聞)

もう言い古されたことながら・・改めて感じるのは・・菅氏は「現実路線」。そして小沢氏は「バラ撒き路線」。。

二人の政治姿勢は明確だ。。

私的に見ると・・菅氏も小沢氏も・・共に力不足が否めず・・どちらが、どの程度良いなどと・・お世辞にも言いたくない。。

今回、民主党は、同党の党員に対し、この二人による二者択一を求めているが・・外野ながら、本来は三択の線もあるべきだったと感じていた。。

その方が、遥かに有意義な論戦が戦わされていただろうし、国民の関心も、今よりももっと高かったに違いない・・・が、しかし「覆水盆に返らず」・・・今さらそれを言っても・・・どうしょもない。。

耐え難きを耐え、偲び難きを偲んだ上で、今回の代表選で究極の選択をしてみると・・菅氏の方が、まだ現実を見据えた堅実姿勢を目指しているように見えて、心なしか落ち着く。自民党的考え方にも近い。。

それに引き換え、この場に及んでも尚、執拗に「バラ撒き」を叫ぶ小沢・鳩山の原理主義路線は・・流石に御免被りたい気持ち・・・

鳩山・小沢両氏としては・・・日本経済が行きつくとこまで行ったら・・・「徳政令」を発布してチャラペイにするか?・・・意図的にハイパーインフレーションに誘導して、実質的な国債の価値を紙切れにしてしまう考えなのか・・・国民を道連れに!・・・

邪推であって欲しいが・・・・(+_+。)

ちなみに・・・国民新党の亀井氏辺りも・・胸の内は同じかも?・・・(勝手な憶測)・・・・^^

それにしても、そうした事が囁かれる背景には、我が国の国債が、引き受け手の大半が日本国民であることに起因する。他国と違い海外に依存する割合は極めて低いとされる。それ故に、こうした事が、実しやかに囁かれる背景だと思う。。

ちなみに今朝のニュースを聞いていたら、日本振興銀行が、ついに経営破たんとか・・・それにより日本初のペイオフが実施される見通しとなったとして、その衝撃の大きさを伝えている。。

今でこそ金融破綻の混乱は、相対的に薄らいでいるが、取り分け、小泉・竹中さんの時代などは凄かった。銀行に預金して置いたら大変なことになると・・多くの国民がタンス預金に走った時代だ。。

あの二人の刻苦奮闘がなかったら、少なくとも今の日本はない。私は今でも彼らの頑張りに心から感謝している。のど元過ぎると熱さを忘れ易い日本人だが・・・その事は決して忘れてはいけないと思う。。

私は彼らに国民栄誉賞を挙げたいと思ってる。。

日本振興銀行は、その当時から問題児だった。何が引き金となって金融恐慌が起きるか分からない。そういう時代。何とか立ち直らせたいと、ペイオフだけはさせないようにと・・・みなが知恵を絞る中で、金融機関の預金保護の為、政府も懸命に戦っていた。。

特にメガバンクにおいては、当時の野党(今の民主党他)の大反対の中、公的資金を投入し保護している。その結果、辛くも・・・日本の金融危機は脱出できたのである。ご記憶の方も多いと思う。。

おそらく金融庁の今回のペイオフ決断は、当時とは違い、メガバンクらの足腰も補強され、金融破たんへの心配も薄らいでいるため、更には、この銀行の持つ特殊性などから、比較的国民への影響が少ないとの判断によるものと思われる。。

更に穿った見方をすれば・・・金融庁は、今後、これを皮切りに、目立たない範囲で、時々・・・ブチ挙げるのではなかろうか・・・と見た。国民に将来の金融破綻の免疫を作らせるために?・・・

単なる邪推であって欲しいが・・・

いずれにせよ。国債は、引き受け手となる金融機関を経由して、国民に流される訳で、その国債が紙くずとなれば、金融機関への影響は言うに及ばず、国民生活の破綻に直結するものとなる。。

もっと酷い邪推をすれば・・・高齢者が増大する時代にあって、その高齢者が大量に保持している国債は墓場まで持って行ってくれる可能性もある・・・と見込んでいるのか?・・・

まさか、そこまで狡猾に考えてるとは思いたくないが・・・いずれにせよ。バラ撒きの財源の見通しもなく、撒き続けるは、タコが自分の足を食い続けるに等しいもの。邪推されても仕方がない。。

かっての都知事・・「美濃部達吉」の放漫経営により、その後、何代に渡る都知事が、その後始末に翻弄されたことか・・・当時はまだ高度経済成長の名残もあった日本だから良かったが・・・今の日本では・・・どうしょもない。。

民主党政権になり、普天間も泥沼にさせ、外交も泥沼にさせ・・・その上、経済も泥沼に?・・・・これらの後始末は?・・・いったい誰にさそうというつもりか・・・・

その答えは、ズバリ子供手当をもらった世代である。『俺たちがくれ!・・といって貰った金ではない』・・・と、言ったところで後の祭り・・・彼らには、当時、選挙権がなかっただけに、哀れも誘うが、覚悟するしかない。。。┐(゚~゚)┌