griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

赤松農相の「ゴルフ報道」否定に見える・・最近のメディア姿勢。。

TBSテレビは20日、政府の口蹄疫への対応に関する報道で、赤松農相が海外出張の際に「ゴルフをしていた」とする民主党幹部の発言を報じた部分について、「裏付け取材が不十分だった」として、昼のニュース番組で謝罪した。
同社広報部によれば、同日未明のCS放送「TBSニュースバード」や、地上波の「みのもんたの朝ズバッ!」内でのニュースなどで、「民主党の複数の幹部が、(赤松農相が)長期出張していたことは問題だという考えを示し、この間に大臣がゴルフをしていたと明らかにした」と報じた。
しかし同日、赤松農相が全面的に否定。民主党幹部も同社の再取材に対し、「大臣がゴルフをしていたという情報は伝聞であり、具体的な根拠はなかった」と述べたという。
これを受けて午前11時からの「ひるおび!」内の「JNNニュース」で、「(民主党幹部の)発言に対する裏付け取材が不十分でした。おわびいたします」と謝罪した。 (2010年5月20日15時56分 読売新聞)

図々しさで鳴らすさしもの大臣も、外遊先のこの場で、ゴルフをやったら、どれ程「激ヤバ」であるか・・・お分かりでいたようだ。かくして、そこまではなさらなかった?・・・そういうことか。。^^

しかし例えそうであっても、日本が緊急事態にある中を、不要不急ではない外遊を予定通り続けていたことには、改めて猛省して頂きたい。。

結果として口蹄疫禍という甚大な被害をもたらしたことへの責任は、本来なら辞任ぐらいで償えるレベルの話ではない。その事をしかと理解されたい。宮崎県農家の皆さんの落胆を考えれば・・・当然過ぎることである。。

それを意固地になって「俺は悪くない」などと、否定すれば、否定するほど・・・国民には空々しく映る。当然である。。

しかし例えそうであっても、間違った報道を受けた場合は、それが誰であろうとも、キチンと訂正されて然るべきである。赤松大臣が外遊先でゴルフをしていなかったのなら、いなかったとしてキチンと訂正されるのは当然である。。

記事の件では、お騒がせの常連。「朝ズバッ」が発信源だった為なのか、『またやったのか?・・・』って、言われる前に俊敏に訂正を入れたようだ。今回は、よほどに鼻の気の効く誰かが指示をしたのだろう。。

まっ、それはそれとしても、最近は問題が発生したあと、大騒ぎになる前に、すぐさま「御免なさい」のお詫びと訂正を入れる傾向が各社で見える。。

私の気のセイでなければ、どのメディアも、最近、こうした番組中の「お詫び訂正」が、やたら増えているように感じられる。しかも対応がメチャ早いのだ。びっくりするほどの俊敏さである。。

内容も、単に誤字や読み違えに始まり、その他、事実と違った報道があれば、今までにない速さで「お詫び訂正」を入れている。それはまるで「視聴者からクレームが入る前に、まず先に謝っとこう・・・」という考え方なのか?定かではないものの、初期消火が、ずば抜けて早くなった。。^^

まっ、それはビジネスとして考えれば、本来、当たり前のことなのだが・・・今までそうでなかっただけに、あまりの変わり身に、正直驚いている。。

今のトヨタ問題だって、一連のクレームに対し、メーカーが、もっと機敏な行動を起こしていれば、この様なことには絶対なっていなかった。それは間違いなくいえる。リスク管理の無さが招いた結果である。。

いずれにせよ。巨大マスメディアに胡坐をかき、ほっ被りを決め込んで来た従来の姿勢からすれば、雲泥の進歩といえ、それ自体は決して悪いことだとは思わない。むしろ真摯な態度だと思う。。

私なんかもブログを通じて、素人意見をチョボチョボと書いている中で感じることは、誤字・脱字の多さ、勢い記事の多さである。特に校正など殆どしてないから、誤字など気が付けば訂正している有り様だ。まったく「どうしょもねぇなぁ」と反省することしきりである。。^^

しかしながら日本を代表する「巨大マスメディア」にして、どうしてここまで、原稿のチェックや校正が甘いのだろうかと・・・そう感じている視聴者も多いのではなかろうか・・・

巨大メディアの裏側で、今、何かが起きているのかもしれない?・・・そんな予感を感じている今日このごろでありました。。。\_(-_- 彡