griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

第15回締約国会議(COP15)が閉幕した。。

コペンハーゲン 19日 ロイター] デンマークで開催された国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日、日米欧や中国など20カ国以上の首脳らの協議でまとめた「コペンハーゲン協定」の全会一致での採択を断念し、同協定に「留意する」との決議を採択して閉幕した。一部途上国からの反発が根強く、当初期待されていた目標からは程遠い結果となった。
 国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は「コペンハーゲン協定は全員が望んでいたものではないかもしれないが、これは重要な始まりだ」と語った。
 ただ、COP15が最終的に法的拘束力のない決議にとどまり、目標としていた政治合意も達成できなかったことから、今後も地球温暖化対策をめぐる協議は厳しい道のりが続くと予想される。COP16は2010年11月にメキシコで開催の予定。
 コペンハーゲン協定では、産業革命前からの気温上昇を摂氏2度未満に抑えるとの目標が設定されたが、達成に向けた具体的方策については言及しなかった。また、途上国支援に年間1000億ドルを拠出する計画も盛り込まれたが、その方法も詳細は触れられていない。さらに、温室効果ガス排出削減目標の数値決定も将来に先送りされた。 12月20日9時28分配信 ロイター

第15回締約国会議(COP15)が閉幕した。。

先進国と後進国の対立。予想された展開とはいえ、・・・「コペンハーゲン協定」に「留意する」との決議を採択して閉幕・・・案の定、な~んも決まらない。。

かくして今回も・・・単なるセレモニーとして終わった。。

まさに「大山鳴動しネズミ一匹」・・・改めてこの問題の根深さをうかがわせる。。

これを受けて、我が、鳩山総理は、それでも「満足している」と語ったそうな・・・この呑気さが寒い。。

もっとも、こうした図式は国内問題でも同じことが言え、これ以上の道路や箱もの建設はいらないとする都市部の考え方と、都市部との格差を是正するためにも・・必要な道路や箱ものの建設は今後も必要であるとする地方の考え方との間で、隔たりは依然埋まらない。。

しかも更に局部的に見れば、新たなゴミ処理建設問題もそうであり、新たなマンション建設問題にしてもそうである。先に住んでたものが、後から来たものを、あれこれ指図するのは基本的に可笑しい。(自分らだって・・誰かの犠牲の上に成り立っているのである・・)

この世に生を受けたのが、後であれ、先であれ、共に幸せになる権利がある。それを否定することは出来ない。。

にも拘らず、こうなってしまうのは、人間本来が持つ「エゴ」によるものであり、このサガが続く限り、そもそも「エコ」などに転じれるハズがない。。

鳩山総理に対し、或る人が「あの人は飴のような人だ」と言ったが、確かに「あっちにニコニコ。こっちにニコニコ」という八方美人スタイルでは・・・前に進めない。。

これが民主主義の限界というものである。千手観音のようなパワーが欲しいと願っても、人にはその様な力はない。何かをなそうと決心したら・・・ガリレオになぞらえてた小泉元総理のように・・・自らの「信念」で行動するしかなく、その上で、最後は互いに歩み寄るしかない。。

今回、COP15が閉幕したが、これが新たなるスタートラインになるのかどうか・・・私的には極めて未知数といわざるを得ない。。\_(-_- 彡