griffin avenue’s blog

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養護老人ホーム内で、入居者が入居者を消火器で殴り殺す事件が起きた。。

島根県安来市月坂町の市立養護老人ホーム「鴨来(かもぎ)荘」(青戸一雄所長)で、相部屋の男性を消火器などで殴り死亡させたとして、県警安来署は23日、入所者の柴田優容疑者(74)を殺人容疑で逮捕した。同署によると、柴田容疑者は容疑を認めているという。 逮捕容疑は22日午後11時15分ごろ、同施設の居室(2人部屋)で、同居する門脇正満さん(82)の顔や頭を消火器や素手で複数回殴り、死亡させたとしている。
 同署によると、当直の女性職員が叫び声を聞きつけて部屋に行くと、柴田容疑者がベッド上で門脇さんに覆いかぶさっていたという。発生当時は消灯後で、直前に柴田容疑者がトイレに行こうとした際、よろめいて門脇さんの体に触れたことから口論が起きたらしい。消火器は廊下に設置されていた。 柴田容疑者は05年1月に入所。今年2月から、門脇さんと同居していた。 【毎日新聞 毎日jp 2009年7月23日 09時53分】

記事を見ていて、改めて時代を感じる事件であった。。(v_v)

思い起こせば、過去にも類似した事件は起きていた。2006年の6月、福岡県筑前町原地蔵の養護老人ホーム「朝倉苑」において、入所者の男性、江藤博義容疑者(72)が、風呂の順番を巡って口論となり、同所に入居する三浦義光さん(72)を果物ナイフで刺すという事件が起きている。理由は「自分がいつも一番風呂だったのに、三浦さんが先に入った」とのことだった。刺された三浦さんは、その後、死亡している。。

この時は、容疑者が入浴の順番を巡りブチ切れたらしい。兎角、歳を取ると抑制が利かなくなるのか?・・我がままになり易いが、短気な方だと、さらに危険である。こういう入居者が来たら?・・職員は気が気じゃない。。

今回の記事の養護老人ホームは、ユニットではなく、おそらく大部屋タイプなのだろう。このタイプの方が値段も安いし、入居者同士、居室内での会話が出来て、ボケ防止にも効果があるとされるが、イビキが五月蠅いなど?・・結構、喧嘩が絶えない話も聞く。。

年寄りだからヨロケルのもいるだろうし、といって?それにより起こされる方もたまったもんじゃない。それぞれの言い分も分かるなか、口喧嘩で済んでいるうちは、まだしもだが、記事のように「殺し合い」が始まるようでは?流石に困る。。

今回、記事の容疑者は、消火器でもって被害者の頭を引っ叩いたようだ。消火器は、イザッという時に、素早く使えないと意味がないし、であるから、カギを掛けて保管する訳にはいかない。今後は、どこか入居者の手の届かない?・・・直接、見えにくいとこに置くしかなかろう。。

どこのホームでも、連日「ひやり、ハッと」は繰り返されていることと思う。それはそれで、或る意味、仕方がないと思うし、無くしていく方向で、改善を進めれば良いのだが、滅多にないこととはいえ、「殺しあい」を避けるのは?・・容易なことではない。。

私の知り合いが特養ホームの理事長をしているので、これまでも幾度となく色々な悩みを聞いてきたが、人が集まれば?閥も出来るし、小さな喧嘩も絶えないそうで・・・介護とは大変な仕事であることが、改めて良く分かる。。