griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ママでは銅。。。

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9日の北京五輪・柔道女子48キロ級で銅メダルとなり、五輪3連覇を逃した谷亮子は試合後、「今後のことは自分一人で決められないので周囲と相談します」などと語り、現役引退の可能性を示唆した。 谷は、「家族の協力がなければ、ここまでチャレンジすることはできなかった。(帰国後は)感謝の気持ちを持って主婦をしたいと思う」と話し、36歳で迎える2012年ロンドン五輪については、「自分自身の気持ちだけでは決めかねる」と話すにとどまった。 (2008年8月10日02時11分 読売新聞)

谷選手、「ママでも金」は果たせなかったが、例え銅でも立派であった。お疲れ様でした。。

それにしても、谷選手のエントリーは、選考の時点において、既に疑問の声が上がっていた。私は谷選手に全責任があるとは決して言わない。問題があったのは連盟である。いくら過去の実績優先といっても?・・直近で二連敗していたにも拘わらず、勝った山岸選手を差し置いて、選ぶ感覚が?そもそも可笑しいと感じている。商業主義も度を越すと?見苦しいという見本である。。

マスコミもスポンサーがトヨタだとして、冬の安藤美樹に続き、またしても及び腰になってしまった。結局、可愛そうだったのが、谷選手に勝る力が有りながら、ネームバリューで選考されなかった山岸絵美三井住友海上)さんに他ならない。彼女は言葉には出さぬとも?私なら勝てたと思っているに違いない。。

トヨタも、プリウスを生産し、環境に優しいメーカーを目指しているにしては、なんともダーティーなことをするもんである。折角の良いイメージが、夏冬のオリンピックで、音を立てて崩れ去ったことは?ほぼ間違いない。残念なことである。今後、またしても同じようなことを画策したとしたら?・・その怒りは、一気に不買運動へと向かう可能性がある。それほどエゲツナイ行為と理解して欲しい。(画策してなければ?その限りではないが・・)

かって日本陸連は、女子マラソンのオリンピック選考で、レースに勝った松野明美選手をあえて退け、逆に松野と戦うことを逃げた有森選手を、過去の実績があるという理由で選んだ経緯があった。あの時は世間から激しいブーイングが飛んだものである。。

その時の反省を踏まえてなのか?はたまた思いつきなのか?・・その後、アテネの選考では、選考レースで、たまたま後れを取ってしまった高橋選手に対し、結果は結果だとして、毅然と退け、土佐選手を選んだ。この時は、過去の実績よりも、選考レースの結果を最優先させる判断を示した。。

そのため当時は、過去と違った選考方法に違和感を感じ、様々な意見も出て紛糾したが、陸連は、あくまでもレース結果を尊重する判断を示した。その姿勢は世間の評価でも、概ね好意的に受け取られた。かくしてアテネでは、高橋選手に代わり土佐選手がエントリーされたのである。。

柔道連盟も、どうして陸連みたいな対応が出来ないのだろうか?どうして商業主義優先に走るのか?・・まったくの憶測で申し訳ないが・・連盟はスポンサーから金でも貰ってんじゃないの?・・と疑いたくなっていまうほどである。。

今回、連盟は、谷選手の残念な結果を受けて、エントリーを決断した役員らは、直ちに丸坊主になるべきである。そして、スポンサーのトヨタは、今後は、金は出しても一切口は出さない?・・真摯なメーカーへと生まれ変わってもらいたい。そのように切に要望したい。。\_(-_- 彡

そして谷亮子選手は、この際、きっぱりと引退を表明し、不明朗なる形により、選考されなかった山岸絵美三井住友海上)さん宅を訪れ、きちっと詫びるべきである。それが出来て、初めて一丁前のスポーツマンと言えまいか?さもなくば?一生ダーティーイメージが付きまとうことを危惧する。禊は早ければ早い方が良い。。

今後、日本は、ますます少子高齢化が進むであろうから、おそらくスポーツの世界でも、人材不足の流れは、しばらく続くと思われる。少しでも後継者を育成しようと考えたら?このようなバカな選考の仕方は?二度と止めてもらいたいものだ。「出ずっぱり」は、単に後進の道を閉ざすばかりでなく、自らの晩節を汚す元となることを、厳に戒めてもらいたい。。。