griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

自作自演の消防団員。。

熊本県警は24日、同県美里町堅志田、町消防団員の介護福祉士三浦健容疑者(27)を非現住建造物等放火の疑いで逮捕した。 発表によると、三浦容疑者は4月9日午後11時ごろ、自宅近くの元製茶工場にマッチで火をつけ、木造平屋の同建物約250平方メートルを全焼させた疑い。容疑を認めているという。 三浦容疑者の自宅周辺では昨年12月から今年4月にかけて、空き家や倉庫内の木材などを焼く不審火がほかに4件発生しており、関連を調べる。 三浦容疑者は4月9日夜、不審火を警戒する地元住民らのパトロールに参加した後で元製茶工場に放火し、消火活動に加わっていた。 近くに住む男性は、「(三浦容疑者は)何回も不審火にすぐに気付いていたので、地元では『すごいね』とうわさしていた。まさか逮捕されるとは」と驚いていた。 
(2008年5月24日12時19分 読売新聞)

えぇ~っ。うっそ~と思われる自作自演の消防団員のニュースは、これまでも何回かニュースに登場した。。

今回、放火したとされる消防団員の男は、本業は介護職であった。介護は「忍耐」と「奉仕の精神」が要求される過酷な職業だ。。

記事によれば、この男は、一般的な「二級ヘルパー」の資格ではなく、さらに専門的な知識と技能を備えた上級の「介護福祉士」の資格を有している。つまり本格的な介護職を目指しての十分な知識と経験も積んでいることを意味している。そんな「奉仕の精神」を学んだものが、なぜ放火なんて・・・

私が思うに、ストレスの多い介護職にあって、自分を押し殺して・・「いい人を演じる」のに?・・限界を感じてしまったのではなかろうか?・・この世界では良くある「燃え尽き症候群」である。。

それにしても、燃え尽きたといって、新たに火をつけるというのは?・・ウ~ムである。。

ちなみに自作自演の放火というと、私は、一昨年に長野県諏訪市で起きた「くまえり事件」が、真っ先に思い起こされる。当時、タレント志望だった自称「くまえり」こと平田恵里香容疑者も、放火の動機として「スカッとした」「みんなが騒ぐのが面白かった」などと供述していた。。

本件の男も、介護疲れで「スカッ」としたい気持ちは分かるが、仮にそうであったのなら、もっと別なハケ口を探して欲しかった。放火の罪は重い。ストレス発散の代償はあまりに大きい。。。