griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

理科系な?事件。。

岡山市国富の男性(45)方で12日夕、高校2年の長男(17)と母親(43)が有毒ガスを吸って中毒死したとみられる事件で、長男が部屋の中で入浴剤と酸性洗浄剤を混合、硫化水素ガスを発生させた可能性が高いことが、岡山県警の調べでわかった。 県警は13日、2人の遺体を解剖し、詳しい死因を調べる。 調べでは、2人が倒れていた長男の部屋に、入浴剤が入っていたボトルと、酸性洗浄剤の容器十数本があり、大半の中身がなくなっていた。2つを混合させると、呼吸障害などを引き起こす硫化水素ガスが発生するため、県警は収納ボックスに残っていた液体の成分を鑑定する。 また、部屋のドアが開いており、異変に気づいた母親が部屋に入りガスを吸い込んだ可能性があるという。(2008年3月13日12時45分 読売新聞)

昔から有りがちな手口とはいえ、近年、こうした化学反応を利用した?ある種「理科系」的な死に方を選ぶ者が増えている印象がある。(まだ自殺と断定されていないが・・)

たまたまだが、先月の16日にも、同様な事件が埼玉県川越市の大仙波のホテルにて発生している。当時、男女3人の遺体が部屋から発見されている。記事を読む範囲では現場的には今回と同様なものと見えた。。

今回も洗浄剤と入浴剤を混ぜ合わせる事によって「化学反応」を誘い、そこで生じる「有毒ガス」を吸引することによって死に至っている。ご家族に何が有ったのかは分からないが、感覚的には何故か「松本サリン」を思い起してしまう。(勿論、内容は全く違いますよ) それだけ印象が深いのだと思うが・・・兎も角も、故人には心からご冥福をお祈りします。。

ちなみに、某「インターネットサイト」には、入浴剤の「○ト○ハッ○」と、トイレ洗剤の「○ンポー○」を混合させ、有毒な「○化○素」を発生させて「自殺」を誘う書き込みがある。少なくとも前回の埼玉の事件の時には?まだ有ったから?こういった有害な書き込みは、サイトを運営する管理者が、小まめに削除して頂くしか手立てはないわけで、素早い対応をお願いしたいものだ。。。

それは兎も角として、我が家でも、年末になると、恒例の大掃除で、記事にある某社の塩素系「トイレ洗剤」は実に頼もしい存在として重宝している。バツグンの効き目で頑固な汚れも?これを使えば「キレイさっぱり」である。使う側が「注意書き」を正しく守りさえすれば?極めて優秀な洗剤である。最近は買ってないが、このまま「変テコ」な使い方が流行して「停売」にされたら困るという者の一人である。。

では?「死のう」と思ってる者を思い留める具体的「秘策」はとなると?・・「決め手」は何もない。何故ならば?身の回りにある「ありとあらゆる」生活物資が、その利用の仕方一つで、全て「死ぬ」ための「道具」や「凶器」に変身してしまうからである。。

結局のところ?普段から彼らが発する「シグナル」を、如何に早く見付け出し相談にのれるか?・・という事だが、それは口で言うほど簡単なものではない。それが出来れば?この世に自殺する者はいなくなるほどのものだ。。

兎も角も今の段階では、自殺か?他殺か?はたまた事故なのか?なんら判明していない訳で、警察の調べを静かに待つほかはない。。。