今年上半期（１～６月）の自動車の新車販売市場は、軽自動車以外の登録車が不振から抜け出せず、３０年ぶりの低水準を記録した。昨年まで拡大基調だった軽自動車も４年ぶりに成長が止まり、消費者の「自動車離れ」の深刻さがあらためて浮き彫りになった。【産経新聞 Sankei Web 2007/07/03 08:27】
普通車だけでなく軽自動車の登録が落ちてきている事は、以前から伝えられていたが、今回は、そんなデーターを改めて裏付ける格好になっている。。。
所得の格差拡大は確実に進んでいると見える。先の「姫路ゆかた祭り」でも「徒歩暴走族」の存在が話題になったが、本来、車が買えれば？彼らも車の暴走族になっているハズだ。だが車が欲しくても買えないから、「せめて格好だけでも？」というのが？おそらく実態なのではなかろうか。だいたい？徒歩で「暴走族」なる表現を使うこと事態、私的には「違和感」を禁じえない。。。
それこそ。昔はキャットだ。エンペラーだ。スぺクターだと、それこそ天を突く竹槍マフラーに身を包んだ改造車で、エアーホーンを鳴らしながら、湘南の夜をカッ飛んで走っていたものである。それが最近は、車に変わり、原チャリや、スクーターに変わっているのである。時代が違うとはいえ？往時を知る者には、これでも暴走族といえるのか？と思えるような「様変わり」振りには、今更ながら驚かされる。。。
まっ。無法者がいなくなる事は、世の中に取っては誠に有り難いことであるが、車が売れないというのは問題だ。記事では、新車登録を問題にしているが、実は新車のみならず？中古車も売れてないのである。それほどに車を取り巻く環境は厳しさを増している。。。
この先「原油価格」は高くなっても？下がる見通しはないし、「少子化」という根本的な流れも消えていない。日本のダイナミズムが、こんなところからも？どんどん失われてゆく事に危惧を覚える。。。。
