三重県志摩半島の上空で1997年6月、日本航空機が乱高下し、乗員・乗客14人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われ、一審で無罪（求刑禁固1年6月）となった機長、高本孝一被告（56）に対する控訴審の判決公判が9日、名古屋高裁で開かれた。門野博裁判長は「意図的な操縦かんの操作があったとはいえず、犯罪の証明がないと言わざるを得ない」と述べ、一審判決を支持、検察側の控訴を棄却した。
【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新：2007/01/9 13:00】
飛行機をよく使う方ならば？多分、お分かりになると思うが、誰しも？程度の差こそあれ「乱気流」の遭遇経験はあろう。私にもある。だが1997年の乱気流は、あまりに悲劇的だった。私自身、飛行機の操縦については？皆目、分からないが、手だれた軍用機のパイロットでも？乱気流の判断は難しいという。複雑なる気象の解明はまだまだ先だ。記事に依れば、当時の機長の過失の有無を問う裁判において、名古屋高裁は、一審の無罪を支持し、検察側の控訴を棄却した。。。
そんな中。奇しくも事故から10年後の今年１月7日。紀伊水道上空にて、再びそれは起きていた。今回は鹿児島発大阪行きの日航２４０４便である。ただ今回は、幸いにも乗客159人に怪我はなく、客室乗務員の女性4人が怪我をしたのみで済んだ。。。
この界隈は、やはり乱気流の起きやすい「エリア」なのか？改めて、飛行には十分注意して頂きたいと感じた。。。
