griffin avenue’s blog

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「皇室典範改正」論議は、お茶の間より国会審議で。。。。

民主党仙谷由人政調会長は5日のテレビ朝日の番組で、女性、女系天皇を認める皇室典範改正について「実質的に憲法改正に匹敵するような話であれば、国民投票にかけた方がいいかもしれない」と述べ、国民投票の実施も選択肢の一つとの考えを示した。仙谷氏は「粛々、淡々と議論して、国会で国民投票というところまで行って、国民投票となれば最も望ましい」と強調。ただ、自民党だけでなく、民主党内にも改正慎重論が噴き出していることを念頭に「粛々、淡々といくかどうかが、危ういところだ」と指摘した。これに対し、自民党片山虎之助参院幹事長は「国民の意見を十分聞くのは必要だが、国民投票マターではない」と否定的な考えを示した。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 02/05 14:05)

私も「天皇制」論議に繋がる「国民投票」は好ましくないと考えています。この種の問題で「国民投票」をするなどは、両陛下に対し誠に「不謹慎」極まるものであり、それこそ、病気がちな両陛下に余計な「ご心痛」を、お掛けするもとになるものとして、絶対に有ってはならない事と感じています。一部とはいえ国会議員の中からも、この様な議論が沸きあがること事態。極めて「不遜」で有ります。。。

この問題は、「天皇家」の行く末に拘わる重要な問題であるから、国会で慎重に議論を進め、憲法の範囲内で「許される選択」とは何か?理想論と、現実論を、それぞれの問題点と共に、明確に「お示し」し、飽く迄も、天皇家の「家長」である陛下の「ご意志」を確認させて頂き、最終的な判断に活かして行く事が、求められるべき「有り様」と考えます。そうすれば、現在、様々な方面から囁かれる雑音にも似た意見も「雲散霧消」することで有りましょうし、こういった手順のもと、「ご当家」の希望に、もっとも即した結論が導き出されることは、「皇室」に取っても、極めて臨まれるところではないでしょうか?。。。

その方が国民にとっても、最も分かりやすく、また受け入れ易い「形」と思われます。だからこそ、必ずしも陛下の「ご意志」と同じ結果になるかどうか判らない?「国民投票」などは、問題の性格上、相応しくないと考える理由です。片山さんの、これは『国民投票マターではない』と言われた発言も、こうした背景を鑑みての「発言」と受け止めさせて頂きました。。。

中には、『陛下に直接、選択を尋ねる「やり方」は如何なものだろう?』と、異論を唱える方もおられると思いますが、この問題は、内容が「ご当家」に直結する事柄だけに、「ご希望」をお尋ねする事に、何の「はばかり」が有りましょう?にも拘らず、こういう事を、平気で口に出来る者は、この問題を真剣に捉えていない証拠であり、例えは悪いですが「臭いものにはフタ」で「問題先送り」を続けようとする勢力に他なりません。おそらくは、こういう人達が、あの「アスベスト」でも、問題先送りで「ブン投げて」来た張本人であろうと推察出来ます。。。

繰り返しますが、「天皇家」の問題解決には、飽く迄も「ご当家」の意志を最優先に「反映」してゆくという姿勢で臨む事が最重要であります。その上で、陛下が、仮に如何なる選択をなされ様とも、おそらくは熟慮に熟慮を重ねた上で、慎重に出された「結論」と思われますので、あとは、その選択に従って、政府も、国民も「粛々」と進めれば宜しいという事になります。。。

まずは、そこに向かうまでに、しっかりと国会で議論を交わして頂きたいものです。こういう問題を解決できる「チャンス」は、そう頻繁に巡って来るとも思えません。力のある「政権」なればこそ?解決できる問題であろうと考えます。良く議論を尽くし不備のない完成度に磨き上げて行く事が重要です。。。

如何なる立場に有ろうとも、孫を可愛く思わないものなど有りましょうか?当事者の「想い」をよそに、巷で、勝手な議論が湧き上がっている事に、「憂い」を感じているのは私だけであろうか?。。。。。