griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

阿武隈川で子どもが流される事故が発生。。

16日午後4時頃、福島県郡山市小原田の阿武隈川で、「子どもが流されている」と通行人から119番があった。
通行人らが川の中から3人の子どもを救助、病院に搬送されたが、このうち近くに住む小学1年辰田 真翔 ( まなと ) 君(6)が死亡し、女児(3)が意識不明の重体。郡山署で事故原因を調べている。
同署幹部によると、現場の河川敷では、近くの小学校の児童ら約10人が遊んでいた。3歳児が川に落ち、辰田君と辰田君の姉で小学3年の女児(8)が助けようとして川に入ったという。辰田君の姉に目立ったけがはない。3歳児は約200メートル流され、辰田君はさらに下流で救助された。
現場はJR郡山駅の南約2・5キロ先。目撃した近所の女児は「女の子を助けようと、男の子が鼻をつまんで飛び込んだ。周りの子は『流されちゃった』と大きな声で叫んでいた」と話した。
【読売新聞 YOMIURI ONLINE 2014年04月16日 22時20分】

小さな子が流されて、「何とかしなきゃ」、と考えた年長の子が、助けようとして自分らも流されてしまった、・・・・

今回はその様子を目撃していた女児の証言により、>「女の子を助けようと男の子が、鼻をつまんで飛び込んだ」と、緊迫した現場の様子をリアルに語られ衝撃を受けた。。

おそらくは急激な気温の上昇を受けて山に積もった雪が融けるなどし川の増水を招いたものと推察される。それにより流れが早かったのだろう。誠に痛ましい事故となってしまった。。(ーー;)

今回犠牲になった子どもの親も「日頃から水辺には近づくな」と口酸っぱく警告して来たに違いないところながら、川とか池とか、子どもらは「そうした危ないとこ」が大好きなのである。。

かくして、「親の目を盗んでは危ないとこに近づこうとする」、これは子どもの習性であり如何ともし難い。。

実際、自分自身の子ども時分を振りかえっても思い当たる点は多々あり、私も好奇心を抑えられなかった一人である。。

そこで、昔の人は「この辺りは河童が出るから近づくな!」などと恐ろしげな看板を立ててみたり、水辺に近づけさせない為の算段をあの手この手てで考えていた節が窺える。。

しかし科学万能の時代、如何に小さい子とはいえ現代の子に、その様に見え透いた嘘は通用しない。。

昔から子育てをする過程に於いて、「避けては通れないリスクの一つ」とされて来たが、共働き世帯が一般的になりつつある現代に於いては、単に「親の監督不行き届き」を指摘するだけでは事態の改善は進まない。。

といって、我が子に対する躾けから逃げるようでは親としての責任放棄も甚だしいものであり、その様なことは断じて許されるものではない。。

その上で親の力及ばざる部分について、学校を始めとする社会全体で補完し合える環境整備、つまり必要に応じて互いに互いを注意し合える「見守りの社会」の実現が求められているように感じられた。。

その為の法律の整備ならば?、・・・・私としても大いに歓迎する。。\_(-_- 彡