griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

麻生総理。鳩山外相を更迭する。。。

麻生首相は12日、日本郵政西川善文社長の続投に反対する鳩山邦夫総務相(60)を更迭した。
(2009年6月12日21時09分 読売新聞)

今日。自民党の獲得している議席は、前回の総選挙で、郵政民営化を支持した国民の意思によって築かれているものであり当然といえる。。

その意味で、前回の総選挙により受けた、民意の郵政民営化を、これ以上後退させない為にも、麻生総理が下した今回の決断は当然のことであったと評価したい。。

ただ一方では、西川社長による、ある種、国民の期待を裏切るような?・・雑ともいえる経営を重ねた責任は責任として、私も分けて考えるべきものと感じる。。

それ故、党内の多くの議員の中には、田中外相と野上次官を同時更迭した、かっての小泉裁きのような?・・喧嘩両成敗的な?・・分かりやすい決断を期待していたフシも見える。。

だが、この場合にそれをすれば、麻生内閣が国民に郵政民営化そのものを後退させたという印象を与えかねない可能性も出て来る。。

そこで悩まれた挙句、先に鳩山外相を更迭し、トップとして一応のケジメを付けさせた上で、その後、何れかの時期を捉えて、もう一方の西川社長にも、それなりの処置をしようという?・・二段構えの腹があったのではなかろうか・・・・

それでなくとも、麻生総理は、前の国会開催中に、かって「私も郵政の民営化に賛成ではなかった」などと?・・うっかり口を滑らしたことがあった。当時、小泉元総理にして「怒るというより、笑っちゃうくらい呆れた」と言わしめたものだった。。

麻生総理にとって、おそらくは、それが本音であり、内心は鳩山外相と同じなのではなかろうかと推察されるところだが、前回総選挙で国民が示した民意は民意として、何処までも尊重すべきが筋というものである。それを無かったことのように考えるべきは正しくない。。

その意味で、今回、麻生総理の下した判断は真っ当なものであると評価したい。そしてそれが来るべき総選挙へ、どのような影響をもたらすかは?・・鳩山外相の発言ならずとも気に掛かるところだが、いずれにしても、今のマスコミは、例え今回、総理がどちらを決断しようとも、足を引っ張ることは間違いないところであり、その意味では、国民に党の結束をキチンと示すことが出来たというだけでも?・・私は大いに正解だったと思う。。。