griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

野性の復活。。。。

昔?と云っても「学生運動」、華やかりし頃の事ですが、今から見れば、良くも悪くも、「政治」に対する意識や、権力への「反骨精神」に「満ち溢れていた」時代が有りました。当時、一方には「ノンポリ」といわれた「無気力層」も、いる事はいましたが、「社会全体」を見渡せば、今より遥かに「社会意識」に溢れ、「躍動感」がみなぎっていました。

それから30数年。日本は経済も「大きく成長」を遂げ、人々の「暮らし振り」も良くなる中、一方では「グローバル化」の進展と共に、少なからず「日本人」の意識も変化して参りました。代表的な「変化」としては「自分さえ良ければいい」という?歪んだ「個人主義」の台頭を生む結果となりました。(バブルを経験した事が背景にある?。。。)

しかしながら、時代は移り、世の中を取巻く環境は「大激変」しました。「バブル崩壊」後の長い「不況下」から、企業も「リストラ」を始め、「年功序列」から「実力主義」へと変化させ「生き残り」に懸命になりました。その為、これまで「社会に」「会社に」「親にと」、何かにつけ「ブル下がって」さえいれば、生きて来られた「世代」が、最早、それが「許されない」事であると、はっきり「悟り」始めたのだと思います。 人々の意識の中に、明らかに「地殻変動」が起り始めている事が感じ取れます。今までの「ゆるふん」感覚から、「ゆとり」が削がれた?「緊張感」の有る、研ぎ澄まされた?逞しき「野生」の感覚がよみがえって来た「証拠」だと思います。

「野性」の復活は、それ自体は大変「素晴らしい」事なのですが、ただ?一方で野性は「弱肉強食」という「残酷さ」も併せ持っています。少なくとも政府は、「獣」とは違う、「人間」らしい観点から“優しさ”を以って、「弱者」をしっかりと「サポート」して行くべきと考えます。

加えて、従来は比較的「無関心」になりがちであった「政治」への関心や、「社会問題」への意識が、急激に高まって来ています。今回の「総選挙」でも、様々な調査から「投票率」のアップが期待されていますが、自分達の「未来」は、自分達の「意思」で決めるという、確かな「意識」が、はっきりと見えて来ましたね。素晴らしい事です。

それと、野性の復活は、自らの「テリトリー」を大事にする事でも有りますから、「ナショナリズム」の台頭が、当然予測される事であり、既にその「兆候?」は出始めています。これまでは、「敗戦ショック」の反動からか?「ナショナリズム」に対する「過敏な」迄の「拒絶感」が背景に有って、ある種「タブー視」されて来たところが有りました。

これからは、自らの置かれた「ポジション」をしっかり見つめながら、「平和国家。日本」「世界の中の日本」を如何に考えるべきか?よく見極めるべき時に来ています。
その第一歩が、9/11です。みんな!必ず!投票に行こう!