griffin avenue’s blog

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「知床」の自然が「世界自然遺産」として登録決定が決まる。

環境省に14日入った連絡によると、南アフリカで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第29回世界遺産委員会は同日、北海道東部の知床地域を世界自然遺産として登録することを決めた。日本の自然遺産は屋久島(鹿児島県)、白神山地青森県秋田県)に次いで3件目。海から陸にかけて多種多様な生物が生息する豊かな自然環境が評価された。(日本経済新聞社 NIKKEI NET 7/14報道。)


「知床」ってヒグマの数が半端じゃないんですよね。北海道には、全体で約2000頭のヒグマが生息しているらしいんですが、しかも狭い「知床」のエリヤに約800頭前後が生息しているそうなんです。熊の「生息密度」は相当なもんです。昨年、知床五湖をを観光した時、展望台近くで偶然にも「熊ちゃん」と遭遇しました。距離的には十分有りましたが、ちょっと緊張しました。ガイドさんに依れば「皆さん!ラッキーですね」と嬉しそうでした。(^-^) 

知床の生態としては、熊の他にもエゾシカやキタキツネなども住んでいて、どの種も、このところ「増え過ぎ」なくらい増えていて、あたりかまわず「樹木」を食い荒らし森林の「環境破壊」はひどいものでした。無残にはがされた樹皮の痕が痛ましく、自然との共生の難しさを感じました。

おそらく地元としても、「世界遺産」に登録された「喜び」と共に、これから、様々な「問題」の解決と向き合う長い長い「道のり」と「試練」に頭を痛めてる事でしょう。