griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

北九州で神社の社務所が消失した。。

6日午後10時15分頃、北九州市八幡西区上香月4の杉守神社(千々和直信宮司)から火が出ているのを近くの住民が見つけ、119番した。
木造平屋の社務所約40平方メートルを全焼した。けが人はなく、本殿への延焼もなかった。
福岡県警八幡西署によると、社務所は倉庫も兼ねており、お守りなどが保管されていたという。周囲には火の気がなく、出火直後に境内から走り去る車が目撃されていることなどから、同署は放火の可能性も視野に捜査している。【読売新聞 YOMIURI ONLINE 2014年05月07日 17時41分】

社殿は無論のこと、例え社務所の消失であっても、神社に取っては甚大なる被害、・・・・

もともと寺や神社などは、場所柄、日常的にロウソクや線香を焚いている為、強風などで煽られ倒れたりすると、それが下で火災に至るケースは容易に想像がつく。。

そうしたリスクに備えて、大抵は何処の神社でも高額な火災保険に入っているのが通例だが、それでも尚「足らざる部分」が発生する場合もあり、そうした場合は「氏子各位宛」に再建の為の「奉加帳」を回すことになるのだが、・・・・

バブル期の頃なら兎も角も、眼下の厳しい経済情勢にあっては快く奉賛に応じる者が少なくても当然かも知れず、再建に必要な額が思うように集まらない事態も十分予想される。。

結局、奉賛会メンバーにより広く氏子を招集し、みなで再建策をオープンで議論することになる訳だが、大抵の場合「総論賛成」「各論反対」の議論に陥り易く纏まらないことが多い。。

皆、それぞれの意見はあるのだろうが「言い出しっぺ」としての責任を取りたくない為か、大抵が口をつぐんで話したがらないもの。。

結局、議論を尽くしても結論に至らず、火災保険の足らざる部分については、「奉賛会メンバー全員で責任を取る」形となるケースが多く、役員による「自腹を切る」という昔からの悪しき伝統が今も息づいている。

だもんで今ではその役員を「降りたい人」こそあれ、新たに引き受ける者など?ほぼ皆無の状態に・・・・(+_+。)

今回、記事を見る限り、消失した建屋というのは幸いにして社殿ではなく社務所であり、再建の為に必要な費用も火災保険で足りる範囲と考えられ、「まずまず」と言ったところだが、それでも奉賛会にとっては定めし肝を冷やした出来事だったと思われる。。

ましてや「放火」となれば尚更のことであり、奉賛会メンバーからすれば、逃走を続ける犯人に対し「ハラワタが煮えくり返る」想いと考えられ、「この野郎、ざけんなよ!」ってなとこだろう。。

今後「火災調査官」立ち会いのもと火災の詳しい原因解明がなされるものと思うが、もしも「放火」が主たる原因と分かれば、「許し難い気持ちになる」のは奉賛会メンバーならずとも同じであり、私なら、そいつの頭を「カキーン」と引っ叩いているかもしれない。。\_(-_- 彡