griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

先週の撮り置きから、、椿。。

イメージ 1

椿は咲き終わると首根っこからポロンと落ちることから何かと忌み嫌う人が多いが、花の持ちで考えると長い。。

そういえば暫く前のこと、木村拓哉主演によるドラマ「宮本武蔵」を見た私でありますが、ドラマの中で、武蔵が柳生石舟斎の手に依る「椿の枝の切り口」を見て、研ぎ澄まされた切っ先きのシャープさに愕然とし、余程の使い手によるものと即座に見抜くシーンがあった。。

このシーンは吉川英治による原作の中でも重要なシーンの一つとして描かれていて、武蔵の剣の才能を間接的に気付かせる重要な見せ場となっている。。

ちなみに「椿の剪定」に関する情報をネットで調べたところ、剪定する際の注意点として、確かに「枝の切り口を滑らかにする必要」を促すサイトがあった。。

要するに「鋭い太刀捌きにて切りなさい」という意味だと理解されるところだが、そうしないと「枝の切り口から腐ることがある」との理由らしい。。

実は我が家では、以前より椿の剪定には「電動バリカン」にて大まかな剪定を施すことにしていて、その後に細かな部分を「剪定鋏(植木鋏)」を使って整えることにしている。。

勿論、剪定する際に使用するバリカンや鋏については、それなりに切れるレベルに研ぎ揃えてはいるが、メチャクチャに気を遣っている訳ではない。。

推察するに当時の刃物技術からすると、あの様にシャープに切断するには、「相当な剣捌きが求められた」に相違なく、武蔵はそこを一瞬にして見抜いたものと思われる。。

とまぁ、そんな訳なのだが、兎も角も、我が家の庭には今も種類の違う椿が延べで10本位あり、それらが昨年の暮れからこの時期に至る激しい寒暖の差を耐え抜き咲き続 けていて、そうした姿を眺めるにつけ、彼らの持つタフで忍耐強い精神力に、改めて敬服する想いに駆られるのは、事実としてある。。http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif