請負業者は無償で再修復する方針だ。
不良工事と指摘された場所は、椎名家住宅北側の軒の一部(幅約8メートル)。修理以前は、かやぶき屋根が腐っていたため、昨年12月~今年3月に 葺 ( ふ ) き替えを行った。3月の修理完了時点では異常は見られなかったが、その後に軒が最大で30センチ程度下がったいう。
修理は市内に住む椎名家住宅の所有者が国や市から補助金を受けて、かまどの修繕や土壁の上塗りなどとともに総額1280万円を投じ、市内の業者が修理した。
原因について、市教委は「業者から『修理した職人の腕が悪かった』と報告を受けているが、具体的な原因は不明」としている。今のところ再修復計画は決まっておらず、着工時期も未定という。
(2013年11月20日10時58分 読売新聞)
今の建築業界は慢性的な職人の人手不足でお困りという。。
ただでさえ職人不足のところに、技量を持った大工や人足の多くが復興に駆りだされていて、・・・・
仕事があっても人手がなくこなせないらしい。。
そこへ消費税値上げである。。
値上げ前の駆け込み需要も発生し、囲い込みにより仕事の出来る職人たちの人件費が高騰中という。。
だもんで、技量もプアな?名ばかりの「トントン大工」が、急遽、棟梁として担ぎ出されるハメに・・・・
てなことになる。。(v_v)
本件を施工した大工と屋根職人が、そうした「トントン系」だったのかどうか?については、この記事だけでは判読できないが・・・・
いずれにせよ、常態化した今の職人不足が解消されない限り、今後もこうした粗悪工事がニュースになる可能性は十分にある。。