「何とか年度内成立をお願いします」。民主党の羽田雄一郎参院国対委員長は8日、こう言って自民党の脇雅史参院国対委員長に、28日に24年度予算案を成立させる「お手盛り」スケジュールをすごすごと提示。脇氏は「そりゃ無理でしょうな」とにべもなかった。
衆参ねじれで参院議院運営委員会まで主導権を奪われた民主党に審議日程を強行するすべはない。衆院優越規定のない予算関連法案の成立も見通せないが、野党時代の民主党はこれらを人質に自民党政権を徹底的に苦しめただけに、いくら頭を下げても自民党がそう簡単に応じるはずもない。
しかも野田佳彦首相は自民党の反発を憂慮し、赤字国債発行に必要な特例公債法案を衆院に置き去りにさせた。参院民主党幹部は「他の関連法案とセットで送ってくれれば野党に責任を負わせることができたのに」と悔しがる。首相と参院民主党に溝が生じたことも審議に暗い影を落とす。
MSN産経ニュース 2012.3.8 22:35
だらりと両腕を下げ、ノーガードで、相手がカウンターを撃って来るのを、只管、待つ・・・
ご存知、「あしたのジョー」こと矢吹ジョーが、力石徹相手に取った捨て身の戦法。。
マンガにお詳しい麻生元総理なら、きっと暗記しておられるかもしれない。。^^
圧倒的に不利の状態を、捨て身の戦法により、一気に形勢逆転しようという、いわば奇策中の奇策だった。。
物語では、ノーガードに気を許した力石が、矢吹の頬にカウンターを決めに行った瞬間、・・・待ってましたとばかり矢吹のクロスカウンターが炸裂するのである。。
決まれば・・・一発で相手を仕留められる捨て身のクロスカウンター・・・
物語では共に相打ちとなって、二人ともマットに沈むことになるのだが、力石だけは最後まで立ち上がれず、矢吹だけが辛うじて立ちあがる。。
とまぁ、概ねそんなストーリーだったように記憶してるところ。。(もしかしたら一部違ってるとこがあるかも?)
まぁ、あの頃は、男なら誰もがこの物語に夢中だった。毎回、毎回、発売日を待って買い求め、貪り読んだものである。。
しかし、それはそれ、・・・マンガの世界と現実は違う。・・・現実は想像以上に厳しい。。
ましてや、魑魅魍魎が闊歩する政治の世界・・・そうはイカのおちんちん・・・である。。
自民とすれば、高松城を水で包囲した秀吉じゃないが、「急がば回れ」の教えに従い、機の熟すのを只管待つのが上策・・・
谷垣自民は、野田さんのノーガード戦法に引っ掛かることは、まずないと思われる。。
日本の政治が更なる混迷の度を深めることのないように、ここは、スッキリと誰にでも分かり易い解散総選挙が急がれる。。
ここまで来たら・・・野田総理は腹を括られるべきだ。。。