横浜駅と元町・中華街駅を結ぶみなとみらい線で、朝の通勤時間帯に運賃を支払わない「不正乗車」が横行している。
運営する横浜高速鉄道（横浜市中区）は、２月から不正乗車をやめるように求めるポスターを横浜駅など３駅で掲示を始めたが、根絶には至っておらず、対策に頭を悩ませている。
朝の通勤時間帯に横浜駅から都心方面に向かう東急東横線は混雑する。このため、横浜駅で東横線に乗り入れているみなとみらい線の下り線に乗り、都心とは逆方向のみなとみらい駅や馬車道駅まで戻り、すいている上り電車に乗り換える不正乗車が大半という。
これら２駅は、ホームが対面式で乗り換えがしやすいほか、急行や通勤特急が停車するため、不正乗車が横行しているようだ。横浜駅の隣の新高島駅は、ホームが対面式ではなく乗り換えには階段を上り下りする必要があるため、ほとんど不正乗車はないという。横浜駅からみなとみらい駅や馬車道駅を往復すると本来は３６０円が必要だ。
乗客から「料金を払わないで乗っている人が堂々と座っている」などの苦情を受けて、横浜高速鉄道が昨年１０月に調査したところ、確認できただけで１日に５０人以上の不正乗車があった。このため、同月下旬に駅員を多く配置し、声をかけて運賃を支払うように求める対策をとった。その後は減少傾向にあったが、今年に入ってまた増え始めているという。
横浜高速鉄道は、「あれほど目立つポスターは貼りたくなかったが、横行しているので仕方がない。不正乗車が続くのであれば、また声かけなどの対策をやるしかない。不正乗車をやめてほしい」と呼びかけている。
（2012年2月9日16時06分 読売新聞）
う～む、こちらの路線をご存知ない方には、何のことかサッパリと思うが・・・
別に大した話ではない。。
座りたいからという理由で、乗り降りの多い駅で乗るのを避けて、その手前の駅まで戻って乗る者がいるらしいのだが、そういうのはルール違反で、・・・その間の往復料金を払え！・・・とまぁ・・・そういう話。。
確かに、厳密に言えば、そうかもしれないが・・・しかし改札を出てから戻って来る訳でなし・・・そこまで細かくガタガタ言うほどのものかねぇ？・・・少しミミッチくねえかい？・・・と聞きたくなってしまうところ。。
いかに世知辛くなったとはいえ、そこまで重箱の隅を突っつき、カスをほじくり出してとなると？・・・発想がセコ過ぎる「東急」に些か幻滅。。
ちなみに酔っ払って終電で居眠りし、気が付いたら終点まで行っちゃって・・・仕方なく駅で夜を明かし、始発で再びUターン・・・なんて話は良く聞く。。
そういう時は、たいてい皆、記事のやり方でUターンするものだ。。
そこに、一々ブ～垂れる駅員がいる話など、まず聞いたことがない。。
本件にしても、一端、改札を出てから入いる訳でなし、厳密に言えば、確かに「タダ乗り」となるかもしれないが、そこまでブ～垂れる程のことではなかろうに・・・と、素朴に感じてしまうところ。。
それこそ、地方の駅だったりすると、親切なとこでは、改札の外で、暖かいとこがあったら、そこで休みなさい！・・・などと優しく言ってくれるとこもある。。
新幹線なら、事情を話せばスタンプを押すなどして、降りる駅まで戻してくれる。。
それに引き換え・・・本件の東急・・・なんでそこまで細っこいことを、ガタガタと言うんでしょ？・・・超ミミッチイ・・・情けな・・・
しかし、記事によれば、その理由として、＞乗客から「料金を払わないで乗っている人が堂々と座っている」などの苦情を受けて、・・・とのことだというが・・・
・・・がしかし、立ち止まって考えると、チョッと疑わしくも感ずる。。
それは ＞料金を払わないで乗っている・・・というこの個所・・・どうも東急による「後付け」？の臭いがする。。
確かに、今の世の中は色んなのがいるから、・・・座りたいのに、座れないのは？・・・「ダイヤの組み方が悪いからだ」とか？・・・「何時でも座れるように、もっと列車の本数を増やせ！」とか、・・・様々なクレームにすり替えて文句三昧の三太郎もいるかもしれない。。
だもんで・・・企業防衛のつもりで、・・・急遽こんなことを言い出したのかもしれない。。
しかし・・・私なんか自慢じゃないが、過去、三十年近く・・・通勤の際、座れたためしがない。。
だからといって、一々ブ～垂れた事など一度もない。途中駅とは、そもそもそんなモノである。。
羨ましいなら、お前もすりゃいいだろう・・・と、素朴に思うところだが、・・・
真面目すぎるのか、気が小さいのか・・・クレームを付けることでしか、鬱憤を晴らせないヤツがいると見える。。
おそらく、学生時代などで、・・・「何かってぇと直ぐに先生に言い付けたりして」・・・仲間から大顰蹙を買ってしまうヒネクレ者がいたが・・・あの類・・・
そういうのが大人になると・・・記事のようなクレーマーになるのではないか？・・・などと推察されるところ。。
なさけねぇ世の中になったもんである。。
