東京電力福島第1原発事故について、政府の原子力災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)は16日、会合を開催。1~3号機の原子炉の冷却が進み、一定の安定状態である「冷温停止状態」になったとして、事故収束への工程表の「ステップ2」が完了したと宣言した。
3月11日の地震と津波で原発の全電源が喪失、3基で燃料溶融が起きる未曽有の原子力事故発生から9カ月余り。事故対策の進展を内外に示す狙いだが、原子炉内の状況は把握のめどが立たず、廃炉や住民の帰郷など多くの課題も残した中で、一区切りの宣言となった。(共同)
東京新聞 TOKYO WEB 2011年12月16日 16時12分
事故発生から9ヶ月、・・・東京電力福島第1原発は、ようやく「冷温停止状態」にまで漕ぎ着けた。。
発生当初、取り乱し、目までが虚ろに泳いで見えた菅総理・・・あの時の狼狽振りは、今でも私の二つの瞼にクッキリと焼き付いて離れない。。
事故直後から、殆どメディアの前には現れず、引きこもりを続けて来た総理ではあったが、たまに顔を見せた時の、あの焦点の定まらない目線が国民を更に不安にかきたてた。。
失礼ながら・・・こんな方が、今この国の最高責任者で良いのかと?・・・国民の多くが不安に駆られる中で、ズルズルと居座り続けられたことに苛立ちを隠せないでいた。。
そんな国民の不安や心配をよそに、・・・結局、夏まで居座り続けた菅総理・・・・http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_4.gif
ご本人は支持率の回復に、最後の期待を寄せていたと見られるが、それも叶わず・・・・支持率低下に背中を押されるようにして、・・・ついに内閣を総辞職された。。
この時は、正直・・・私もホッとした。後を継ぐ総理が誰になるのかは分からないでいたが、仮に誰がなったとしても、少なくとも、この人よりは、まだマシだろうというのが・・・多くの国民の抱いた偽らざる気持ちだったと思う。。
そんな期待を他所に、タライ回しによりその後を引き継いだのが野田内閣・・・・http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif
そして、事故発生から9ヶ月が過ぎ、ドジョウ内閣といわれる野田内閣により、ようやくと言うべきか、なんと言うべきか、・・・
兎も角も、一応ながらも「冷温停止状態」を宣言するに至れたことは、・・・不幸中の幸いであったとはいえ、・・・誠に喜ばしき限りである。。(v_v)
勿論「冷温停止状態」といっても、半分勢いで宣言したに過ぎず、まだまだ不安定要素は拭えず、また心配も尽きない中にはあるが、兎も角も、福島県民にとって僅かな光明が射してきたのも事実、・・・
新年を前にしての、ささやかな希望となったに違いない。。
どうか・・・来たるべき新年が、希望に満ちた明るい年となりますように!・・・私も心から祈りたい気持ちでいる。。。http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif