米側の発表によると、会談で首相は「ＴＰＰ交渉への参加を視野に、各国との交渉を始めることを決めた」とオバマ大統領に伝えた。大統領は「両国の貿易障壁を除去することは、日米の関係を深める歴史的な機会になる」と歓迎する意向を明らかにした。
その上で、大統領は「すべてのＴＰＰ参加国は、協定の高い水準を満たす準備をする必要がある」と広い分野での貿易自由化を日本に求めた。首相は「貿易自由化交渉のテーブルにはすべての物品、サービスを載せる」と応じた。
大統領は首相に、日本のＴＰＰ交渉参加に向け、米議会との交渉開始をカーク通商代表に指示すると明言した。同時に、米国内の農業、サービス業、製造業の関係団体との交渉を始める方針も示した
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これに関連し、日本政府は１２日、「今回の日米首脳会談で、野田首相が『すべての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる』という発言を行ったという事実はない」とのコメントを発表した。日本側が米側に説明を求めたところ、「日本側がこれまで表明した基本方針や対外説明を踏まえ、米側で解釈したものであり、発言は行われなかった」と確認されたとしている。
（2011年11月13日17時38分 読売新聞）
＞日本政府は１２日、「今回の日米首脳会談で、野田首相が『すべての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる』という発言を行ったという事実はない」とのコメントを発表した。・・・・とあるが、分かったモンではない。。┐(ﾟ～ﾟ)┌
リップサービスのつもりで発した軽口が早くも漏れ、「参ったなぁ」・・・とオタオタしている感じにもとれる。。
まっ、真偽の程は定かではないが、・・・既に丁々発止が始まったということだ。。
世の中的には、イラクやアフガンなど、好戦的に走ったブッシュ前大統領を快く思わない人が多いように見えるが、こと日本に関して見れば、冷たい視線を送り続ける民主党より、遥かに温かみがあって、どこまでも友好的だった共和党の方に、私は強い親しみを感じる。。
確かにブッシュは、カーボーイのような？といったら失礼になるかもしれないが、一面、ファンキーな側面も有ったのも事実だが、・・・男らしく何処までも頼れる存在だったというのも・・・一方の事実としてある。。
日本人にとっては、ブッシュの方が、遥かに信頼できる、頼もしい友人だった。。
それに引き換え、スマートだが、口ばかりが達者で、実行力は人並み以下というオバマ・・・
この好対照・・・日本の民主党とも良く似ている。。
しかもブッシュと違い、オバマは腹黒くて？実際、裏では何を考えてるか・・・甚だ読みにくい・・・という側面があり、・・・「兎に角、油断の出来ない男」・・・というのが、私の終始一貫した印象だ。。
今振り返っても、小泉さんとブッシュさんの間には、二人にしか分からぬ独特の信頼関係のようなものを感じたが、・・・それに引き換え、ドジョウには・・・頼れる「捏ね」すらもない。。
まっ、ドジョウが・・・というよりは、長年に渡り日米関係を軽んじて来た日本の民主党の姿勢に、重いツケとなって噴き出している・・・というのが実態と思うが・・・
いずれにせよ、そんなオバマを相手に、外交下手がノコノコと乗り込んで、・・・はたして、どの程度の交渉が出来るものか・・・私には極めて懐疑的である。。
はたしてドショウの心中に、如何なる秘策があるのか、否か？・・・
私には・・・サッパリ期待が持てないでいる。。
いずれにせよ、今回、日本が、TPPへの交渉への参加を表明したことにより、東日本大震災で被災者された地域をはじめ、全国に住む多くの農林漁業従事者たちは、またしても国家により「捨て石」にされたとの思いを強くしたに違いなく、大変、気の毒に思う。。
しかも・・・今回はウルグアイラウンドなどより、遥かに根が深いものであり、タチが悪いものと心配されている。。
期待する声の多い製造業においてでさえ、「潤う」とされるのは、ゴク一部の企業であり、大方の企業は・・・「蚊帳の外」・・・韓国の事例と同じである。。
そりゃそうですよね。・・・関税障壁がゼロになっても、人件費を始めとする諸コストが、国家間でフラットになる訳じゃないんですから・・・
TPP加盟により、相手には有利に働いても、こちらの不利は依然として残る・・・このことは、良く良く考えてもらいたいものです。。
そんなことより、現在、置かれている「円高」を、円安に解消する方法に「もっと知恵を絞れ！」・・・と言いたくなる。。
「TPP加盟」により、輸入物価が下がる為、それに背中を押されるようにして、国内生産の製品価格も、次第に連れ安へと向かわざるを得なくなり、それが元で国内の製造業は、更に経営を圧迫するとなるは必定である。。
メリットを凌駕するデメリットに・・・「こんなハズじゃなかった」・・・と感じる中小企業者もに多く出るに違いない。。
かくして・・・デフレが、更に促進する事態となるは・・・ほぼ間違いなく、・・・
「無条件降伏」の悪夢が呼び覚まされる今回のTPP「加盟」交渉・・・
私的には例え交渉であっても・・・虫唾が走って来るのである。。
とはいえ、今はまだ「交渉に入る」前の予備段階とされ、・・・にも拘らず「取り越し苦労」ばかりしても？・・・という人も当然おられると思うが、・・・
昔から、・・・一政権一足跡・・・といわれる中で、ドジョウが選んだ道が、この「TPP参加」ということだろうから、・・・
この先・・・余程のことでも起きない限り・・・野田が「TPPの参加を諦める」などというのは、・・・まず考えにくい。。
つまり参加は・・・「既定路線」・・・と考えた方が「極めて無難」である。。
であるとすれば、この茶番劇で、またしてもバカを見させられる側となるのは？・・・国民自身といえ、・・・
今回、TPPへの参加に前向きだった人たちも、・・・あの民主党に、「またしても梯子を外された」・・・と、嘆く様子が目に浮かぶようである。。
でも・・・その時は、声高らかに言ってやる！・・・
ホレ見ろ！・・・言わんこっちゃない！・・・と。。http://webryblog.biglobe.ne.jp/images/manage/emoji/deka/deka_03_nigate.gif
