ロープーウェーとしては、かなり大きめでありまして、とても床が広いです。HPには100人乗れるとありました。「イナバ物置き」のCMじゃないですが、確かに詰めて乗れば乗れる広さです。。^^
さて、ロープーウェーにより程なくして山頂に到着した訳でありますが、そこには「坪庭」と呼ばれる溶岩に覆われた広大なる高山地帯が広がってました。。
一見すると軽井沢近くにある浅間山山麓の「鬼押し出し」などと景色的に重なりますが、ここは八ヶ岳の一角でありまして、周りは高い山々に囲まれている盆地のようなところです。。
標高が2240mと高い為でしょうか、岩と岩の間に生える植物も自ずと限られまして、ハイマツなどの他、名前の知らぬ草木が茂ってました。。
それらには紅葉するものもあり、薄っすらと赤く染まった景観は、美しい箱庭のようであります。。
その一方で、賽ノ河原のような荒涼とした風景もありまして、「坪庭」は、とても変化に富んだ場所です。。
ここには遊歩道が設けられてまして、場所によっては足場の悪いとこもありますが、概ね良好です。。
見学にも安全です。短いコースだと約30分ほどで一周できます。お手軽ですね。。
この日は、とても良いお天気でありましたが、風が強い日でありまして、体感温度的には、かなり低くサブく感じられました。。
これからの季節、お出かけになる方は、一枚羽織るものが有った方が確実に無難です。。
こうした中を歩き、溶岩帯を過ぎますと、一転して辺りは林間コースのような景色に変わります。。
冬場はスキー場に利用されているとのことで、季節になると多くのスキーヤーが訪れるとの話です。。
今回は、こちらを最後に帰路に着きました。今頃は更に一段と秋色に染まってることでありましょう。。
美しい信州の高原巡り、機会があれば、また訪れたいと思っています。。。