griffin avenue’s blog

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マツダ、ロータリーエンジンから勇退?・・・

マツダは7日、ロータリーエンジンを搭載した唯一の車種であるスポーツカー「RX-8」の生産を、2012年6月で終了すると発表した。各国の環境や安全に関する規制に対応するには、コストがかかりすぎると判断したため。欧州と北米での生産も既に打ち切っており、同社の看板技術であるロータリーエンジンから撤退する形になるが、山内孝社長は「今後も研究開発を継続する」とコメントしている。
同エンジンは、ピストンが往復する代わりにおむすび形のローターが回転して動力を生み出す仕組み。マツダは1967年発売の「コスモスポーツ」以来、同エンジン搭載車を約199万台生産。しかし、シートベルトや歩行者保護などの規制強化に対応する開発を行うと採算が合わなくなることから、生産終了に踏み切った。
時事通信 jiji.com 2011/10/07-13:15】

様々な可能性を残して・・・・一先ず勇退ってところかなぁ。。

目下、社運を掛けて、新世代エンジンの「SKYACTIV TECHNOLOGY」に経営資源を集中するマツダ。。

欧米でのロータリー生産のストップが決定していた段階で、撤退判断も時間の問題と噂されていただけに、イザッ、正式な発表を受けてみると・・・改めて寂しさが残る。。

時代の流れとはいえ、世界で唯一、ロータリーエンジンの量産に成功したメーカーであり、そしてまた、日本で唯一、ルマンの完全制覇を成し遂げた栄光のエンジンでもある。。

開発者としては、当然そこに強い自負もあったと考えられ、彼らの無念さがヒシヒシ伝わって来るようである。。

とまぁ、かくいう私ではあるが、実のところ、まだロータリー車に乗ったことはない身である。でも乗って見たいという気持ちは常にもっていた。。

食わず嫌い・・・というか、そうした潜在的なロータリーファンは少なくないと思われる。。

最後まで技術者を悩ませ続けた「燃費」問題であったが、地球上に無尽蔵に存在する水素でもガンガン回るエンジンであり、環境保持の観点からも、決して消してはならない技術とみる。。

問題は、それをどう販売につなげるか・・・である。。

本来ならこうした場合、邦人メーカー筆頭にある「トヨタ」辺りが乗り出して来て、マツダとの包括的な提携の中で、技術の存続に何らかの支援をしてくれることを願いたいところだが・・・

目下、円高を始め、欧米に端を発する世界経済の減速予想など・・・三重苦・四重苦に晒されているトヨタとしては、スバルに続き、マツダまで救済する余裕はないのかもしれない。。

まことに残念という他はないが、私としては今、外国資本に買われないことだけを願っている次第。。。 http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_6.gif