griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

墓穴を掘る。。

27日午後10時45分頃、石川県かほく市大崎の大崎海岸で、砂浜に掘られた穴に男女2人が転落。
駆けつけた消防隊員が2人を引き上げ、病院に搬送したが、間もなく死亡が確認された。
石川県警津幡署の発表などによると、死亡したのは金沢市湖陽、会社員出村裕樹さん(23)と妻で事務員の里沙さん(同)。2人の遺体に目立った外傷はなく、死因は頭から砂に埋まったことによる窒息死とみられる。
里沙さんと友人の男女4、5人が同日昼過ぎ、裕樹さんを驚かそうと砂浜に約2・4メートル四方で深さ約2・5メートルの落とし穴を掘っていた。夜になって里沙さんが自宅から裕樹さんを連れてきたところ、2人でその穴に落ちたという。 (2011年8月28日09時20分  読売新聞)

う~む、私も子供の頃に砂を良く掘った経験があるので、砂地の危険性は或る程度知っているつもり。。

バカなことをされたもんである。。

実は、その昔、私がまだ子供だった頃のこと、親の親戚の家に行った折りに、その家に住む子供と近くの里山に遊びに出掛け、崖をスコップで掘り洞穴を作ろうとしたことがある。。

山砂で出来た土は柔らかく、子供の手でもスコップを使えば容易に洞穴を作ることが出来た。実は、その時にも、予期せぬ落盤が起こって、あわやの事故になりかけた事があった。。

親には内緒にしておいたが、中にいたら大変な惨事になるところだった。あの時は、二人とも無茶を反省し、肝を冷やしたという経験がある。。

ちなみに「墓穴を掘る」という言葉は、その後に知ることとなり、当時を振り返り、ああいうことを指して言うのだなと・・・しみじみ悟った次第。。

それにしても、今回は2・4メートル四方×約2・5メートルの深さという・・・かなり大きいスケールの穴。戦場で作る塹壕並みである。。

よくもまあ、そんなところに旦那を落とそうと計画を立てたモノである。いくら「サプライズ企画」だったとしても・・・ちょっと冗談がキツ過ぎる。。

私には・・・おっそろしきカミさんに見えた。。

いずれにせよ、この大穴である。大人4~5人で掘るのは容易き事ではなかったハズ・・・相当な労力であったのは間違いないところ。。

そんな苦労の末に、やっと造った落とし穴の場所を、人は意図も簡単に忘れられるものだろうか・・・

よほどのポン助・・・失礼、・・・よほどの事でも起きない限り・・・その穴に自らが嵌まることなど・・・私には信じられない。。

偶然が重なった末の不慮の事故であったと結論付けるには・・・想定外過ぎて、正直、危険を感じる。。

なんせ・・・被害者は23歳という大の大人である。。

未だ判断力の乏しい子供のしたことと訳が違う。今回のことは私の理解を遥かにワープしたものだった。。

まるで漫才か、何かを見ているようである。命を掛けた一発芸と言っても過言ではない。。

そう考えると・・・この夫婦が本当に誤って落ちたのかどうか・・・非常に疑問に感じられるところ。。

およそ常識では考えられない、極めて有り得ない展開なだけに・・・本当に事故なのか?本当に事件性は無いのか、無かったのか・・・警察は安易に結論を出さず、より丁寧な慎重な捜査を実施した上で、落ち着いて結論を出してもらいたい。。

いずれにせよ。不慮の災難?にて、お亡くなりになられたお二人には、謹んでご冥福をお祈りする。。。(v_v)