griffin avenue’s blog

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TPP加盟へ既成事実を積み重ねる菅内閣に解散を迫ろう。。

海江田万里経済産業相は11日、シドニー連邦議会事務所でエマーソン貿易相と会談、日本政府が参加の是非を検討している環太平洋連携協定(TPP)などについて協議した。TPP主要交渉国のオーストラリアと閣僚会談を行い、TPP参加に向けた準備を加速させたい考えだ。
原則として関税撤廃を求められるTPPでは農産品の扱いが焦点となるが、経産相自らが「農業大国」であるオーストラリアの意向を探り、菅直人首相が6月をめどとしている交渉入りの判断に役立てる。
10日まで東京で行われ、日本が関税撤廃の対象からコメを除外することをオーストラリアが容認する方向となった経済連携協定(EPA)の締結交渉についても議論。TPPは2国間協定が基礎となることから、EPAでコメを除外した場合、TPPにはどう反映されるかなどを見極めることになりそうだ。
11日午後には、ギラード首相のほか、ファーガソン資源・エネルギー相とも会談、レアアース(希土類)やウランなど資源の安定供給に向けた協力を確認する。
東京新聞 TOKYO WEB 2011年2月11日 09時08分

菅政権はTPP加盟へ着々と既成事実を積み重ねているが、トンデモナイことである。。

TPP加盟・・・改めて私は反対する。。

まぁ。この件の「根っこ」には経済再建が思い通りに行かず、もだえ苦しむアメリカ側の意向が働いていることは言うまでもない。日本にとってアメリカは大事なパートナーに違いないが、日本には日本の立場があるのも事実、国内農家を「ぶっ潰して」まで、安易にTPPを呑むべきではない・・・と力強く言いたい。。

振り返れば、自民党時代もそうだったが、時の政府は、企業からの政治献金をちらつかされ、「金玉」を握り続けられてきた。金の力とは凄いもので、企業の声をいつも優先して来た。言いかえれば、それだけ日本の農家が大人し過ぎたも言え、適当にあしらわれて来た歴史とも言える。。

今さらの話になるが、日本の農村は高齢化が酷く進んでいる。中でも地方の農家、都会の農家以上に激しく高齢化が進んでいる。私も長らく地方を回ってきたから良く知っている。みな年金受給世代だ。。

そんな状況下、日本がTPPに加盟し、はたして重苦に耐えられる農家がどれほど有るものか?・・・鳩山のCO2削減目標じゃないが、またしても、机上レベルの話を安直に進めれば、農民のみならず、この国の国民全体に大打撃をもたらすと予想する。とてもじゃないが「開国」などと言える生易しい話ではない。。

何度も声を大にして言うが、農作物を輸入に依存し過ぎるのは危険過ぎる。菅内閣は、つい最近、中国で起きた「レアアース騒動」を・・・もう忘れたのだろうか?・・・歳取ったら茗荷は食うんじゃない!・・・

しかも農業政策は国防とも密接に関わっている。言わずと知れたことだ。当然そこにも無関心ではいられるハズがない。更には、農薬汚染、遺伝子組み換えなどの問題もある。消費者目線で考えても、TPP加盟が、そのまま「メリット」になると考えるのは早計過ぎる。。

昔から「木を見て森を見ず」という言葉がある。目先に捉われ過ぎて、その奥に潜む「全体」を見過ごしてはいけないのだ。全体を眺めてこそ、目先を含めた正しい判断が出来るというものであり、浮足立った判断ではロクなことがない。。

最近、池上解説でもテーマになった世界の農地の争奪戦・・・改めて、これが今、世界中で起きているのだという。解説にもあった通り、主な理由は世界的な水不足。人口爆発新興国の経済力の高まり・・・等々が上げられているが、そもそも「地球が賄える食料にも限界が有る」とは・・・昔から言われて来たことだった。。

それこそ・・・今から何十年も前、私がまだ学生だったころに、既に、当時の教授から良く教わった。その後、時も移り、二十一世紀となって、いよいよそれが現実のものとなろうとしている。。

人口爆発の進む新興国が、それを抑える政策を怠り、経済力にモノを言わせ「爆食」に突き進んだら、当然のこと需要に供給側が追い付かなくなる。しかも、それらと比例するように新興国の自然破壊は一層深刻さを帯びて来る。。

現在でも新興国を含めて、この地球上には、毎年、巨大な砂漠が出来ているとされ、彼らが「爆食」に突き進めば、進むほど・・・結果は「推して知るべし」となる。。

やがてそれらは周辺国も巻き込む勢いで天候不順をもたらすことになろうし、地球温暖化に向う流れも頷ける。。

繰り返しになるが、そんな中、日本の菅総理は、企業から「金玉を握られてしまった」のか、そうした世界情勢を暗に無視して、TPPに加盟を「ごり押し」しようとしてなさる。。

我が国の農業資源を、根底から「ぶっ潰そう」というお考えだ。・・・ったく話にもならない。。

それでなくても、目下、世界の穀物相場が値上がる流れにあるとされている中にあって、国民が飢えることへの危機感など全くないようでは、「どうしょもねぇ」・・・を通り越して、思いっきり「引っ叩き」たくなる。。

日本の国民は、TPP加盟により、将来、北朝鮮の二の舞となるは断じて御免被る。菅総理は日本国民の為に一刻も早く目を覚まされ、直ちに中止を宣言されたし。。

さもなくば、直ちに解散し、国民の信を問え!・・・・\_(-_- 彡