griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

市民のマインドに規制を掛けようとの意図が?・・・

香川県内のロッジで乱交パーティーを開催したとして、公然わいせつほう助の罪に問われた元会社員上枝巨彦被告(39)に、高松地裁は9日、懲役4月、執行猶予5年(求刑懲役4月)の判決を言い渡した。
弁護側は、パーティーは会員制で「公然」には当たらないと無罪を主張したが、西山志帆裁判官は「誰でも参加でき、多数の参加者がわいせつ行為を認識することができた」として退けた。執行猶予の理由は「同じ趣味を持つ者の集まりで営利目的ではなかった」と述べた。
判決などによると、上枝被告は2010年9月と10月、香川県内のロッジを借りて場所を提供、男女が公然とわいせつ行為をするのを手伝った。(共同)  東京新聞 TOKYO WEB 2011年2月9日 19時22分

記事にもあったが、そもそも限定されたメンバーによる会員制であり、パーティをビジネスにしていたという風でもない。要するに愛好家同士が集う「サークル」という印象だ。。

高松地裁は、このパーティーに対し「公然とわいせつ」と認定し、主催したとみられる男性に対し「公然わいせつ、ほう助罪」を適用した。・・・う~む。。

まっ、内容が内容なだけに、そうだとも思える一方、見方を変えれば、そうではないともとれる。。

今の世の中は何処も「モラルハザード」が蔓延していて、道徳が崩壊寸前にまでに追い込まれている。これ以上に悪化させないようにする必要がある。そこは理解できる。。

だとしても・・・今回のケースのように、参加者は無理やり連れて来られた方々ではない・・・成人した者たちが、それぞれ自己責任の元に、個々で判断し、集まった方々であって、外野が一方的に責める道理はない。。

そもそも何で私が「この件に、それほどに拘るのか?」・・・というと、記事の内容に私の「スケベ心」が刺激されたというのもあるが、それ以上に感ずるのは、『個々人の私生活に、公権力が逐一口を出すやり方っていうのは?・・・チョッと可笑しくねぇかい?・・・』 という素朴な疑問があった為・・・

プライベートな部分や、個人のマインドに、公権を以て土足で踏み込んで行くやり方は、市民感情を著しく害するものであり、私などからすると、聞くだけで胸糞悪くなる。。

私的には、こうしたことに何ら違和感を覚えることもなく・・・ダラダラと常態化させてしまうのは良くないことだと感じている。警察を危険な存在に代えてしまうか、しまわぬかは日頃からの市民の意識にも掛かって来る。。

私は当ブログにおいて、これまでも警察の不祥事を取り上げる一方、警察へエールを送る記事もいっぱい書いて来た。彼らに対して何時も関心を以て見ているつもりだ。。

そういった中で感じることは、無関心すぎるのも如何なものか・・・ということであり、油断し過ぎて、気が付いたら前時代の「ファッショ」に先祖返りしていた・・・などでは洒落にもならない。。

何処までがプライベートで、どこからがパブリックなのか?・・・そして「公然」とは如何なるものか・・・人により色んな考え方が有るであろうし、それらは警察の認識と著しく乖離している可能性がある。擦り合わせは絶対に必要だ。。

つまり、警察も市民の意識が変わって来ていることに、もっと気付き、慎重な姿勢にならなければいけないように感じた次第。。。\_(-_- 彡