griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

国民の生命財産を守ることが「いの一番」である。。

金沢市郊外の住宅街に29日、ツキノワグマが現れ、警察官や市職員ら50人以上が出動、約6時間後に捕獲した。けが人はなかったが、近くの小学校に警察が注意を呼び掛けるなど、一時騒然とした。同市でのクマ捕獲は9月に入り2頭目
市によると、クマは体長約90センチ、体重約40キロ。午前6時50分ごろ、同市涌波4丁目の遊歩道で近所の人が発見し110番。午後1時ごろ、木の上に 追い詰めたクマをいしかわ動物園の獣医師が麻酔銃で眠らせた。今年は山のドングリが不作とされ、食べ物を探しに下りてきたとみられる。
近所の主婦(37)は「子どもが帰ってくる前に捕まって良かった」とほっとした様子だった。(共同) 
中日新聞 CHUNICHI Web 2010年9月29日 16時32分

先日も岐阜県中津川市の林道で、近くに住む74歳の男性がクマに襲われ怪我をしたばかり。。

今年は、そんなニュースが全国でやたら多い。。

今回は金沢市郊外の住宅街だった。幸いにして住人に怪我は出なかったが、住んでる者しか分かり得ない、言い知れぬ恐怖でいたに違いない・・・気の毒に・・・心からお見舞い申し上げる。。

こんなことでは、山あいの集落が、益々以て、限界集落へと向かう流れは避けられない。。

とてもじゃないが・・若い人らが住む気がなくなるのも無理はないと思う。企業だって、そんな立地の悪いとこに、出向いて行く気は起きないだろう。どう考えても過疎化する流れとなる。。

そうした中で、こうしたニュースが流れるたびに、いつも腹立たしく感じるのは、被害が起きても、行政がキチンと駆除していないことである。捕まえて山に放している。だもんだから、調子に乗ったクマが、また降りて来る。。

役人は善良な市民の命より、クマの方が大切らしい。愛護団体から苦情を言われないように、・・「逃げ腰」でいる。そんな「事なかれ主義」を続けている間は、この問題は絶対解決しない。。

マスコミも「バカの一つ覚え」のように、毎回、毎回、「餌のドングリ類が不作で、餌を求めて人里に近づいている」などと結論付ける。それって?・・・なんか可笑しくないかい?・・・

自分に対し、自問自答してみろ!・・・と言いたくなる。。

確かに、それもゼロとは言わない。・・・が、しかし、そんなことで済まされていい訳がない。それでは死んで逝った者が浮かばれない・・・あの世で「お前ら冗談じゃねえぞ」と語気を強めているに違いない。。

そんな中で興味深いニュースを見た。日本に観光に来ている中国人の方に、日本の街中にクマが出没することについて、どう思うか・・と尋ねたインタビューがあった。それに対し「大変驚いている」という内容の返事だった。。

というのも、中国では人間と猛獣らの住み分けがキチンと成されているかららしい。だからクマが人里に下りて来ることに?強い違和感を覚えたのだろうと思われる。「そりゃそうだよなぁ・・」と、思わず合点してしまった。。

最近のクマは、すっかり人慣れしているのが良く分かる。どれほど狼藉を働いても、人間が何の手出しもしないことが分かっているから?・・安心して好き勝手をしている。完璧に舐め切っているのである。。ヽ(`д´;)ノ

尖閣諸島で狼藉を働く・・かの国の漁民らと一緒だ。クマの保護を叫ぶ動物愛護団体もまた、かの国の漁民らの狼藉を正当化しようとしている・・・これまた「かの国」の政府と重なって見える。。

それぞれの立場やテリトリーを、キチント分からしめないままに放置し続けているとこうなるのだ。政府も行政も反省せねばならない。私に言わせれば、このような無節操な動物愛護は、本来の動物愛護とは言えず、かえって「罪作り」団体である。。

お互いの立場の違いを確認し合うことは絶対に必要である。その上で、人間と獣の正しい住み分けがなされれば・・・被害も急速に減る流れとなろう。。

保護すべきとこは保護し、駆除すべきとこは駆除する・・・という、ごくごく当たり前のことを、ずぅ~っと等閑にして来たツケが、ここに来て、様々な分野で噴き出しているように感じられる。ここらで有るべき姿に立ち返るのも良いことである。。

人間界でも、親のレベル低下により、必要な社会のルールを、しっかり学ぶことなく育ててしまったために「甘ったれ小僧」が、やたら増えてしまった。。

会社における部下の躾もそうである。いずれも「北風と太陽」の話じゃないが、厳しく接する部分と、尊重しあう部分とが、分かり易く分かれていないからダメなのである。何ごとも・・・ベッタラ漬けじゃぁ・・・ダメなんだ。。

日本国民が、その領土内に置いて、何処に行って、何処に住もうと、常に安心して暮らせるセーフティネットが張られていないといけない。。

そのセーフティネットとは、単に生活とか、治安を守るとか、というだけではなく、こうした野生動物の被害から、キチンと身を守ってくれることも、大切なセーフティネットであらねばならない。。

民主党政府になって、そうした基本となるべきものが、更に一段とブレ捲くっているように感じられる。そういう姿勢だからこそ、一事が万事であり、国内外を問わず、様々な問題を引き起こす要因となっているのではなかろうか・・

国民の生命財産を守ることこそが、政府の成す「いの一番」の姿勢でなくてはならない。そのことを、これからも強く強く主張していきたい。。。\_(-_- 彡