信州ドライブ・・・①木曽駒ヶ岳「千畳敷カール」
今回は家族を伴って、信州方面へのドライブを計画しました。最初の訪問先は、駒ヶ根にある中央アルプスの「千畳敷カール」です。。
中央道の駒ヶ根ICで降り、至近にあるロープーウェー行きのバスセンターにて車を置き、そこからロープーウェーの起点「しらび平駅(標高1600m)」までバスを使いました。。
そこから目指す「千畳敷カール(標高2600m)」まで、ロープーウェーにて一気に上昇します。およそ7~8分ほどで山頂駅に着きます。標高差、約950mを、僅か7~8分で登るというのですから、ここのロープーウェーは、かなりの速さです。。
終点駅で降りると、そこは雲上の世界でした。麓で頂きを見上げた時は、曇って何も見えなかったものですから、折角の行楽なのに、ノッケから水を差された感じで、少々腐ってしまいましたが、イザッ上がってみると・・雲の上に雲はありません。当たり前でしたね。私がバカでした。。^^
前方、雲海の先に広がる山々は・・南アルプス連峰です。その手前、右側に見えるのが、私たちの乗って来たロープーウェーの山頂駅です。。
カールというと・・・スナック菓子の名を連想させますが、ここでいうカールとは、氷河の浸食によりできた渓谷のことです。今から二万年ほど前に・・氷河によって削り取られました。。
この日の外気温は・・13℃。関東でいえば、まだ4月上旬の陽気であり、半袖では少々肌寒い感じがします。。
私たちは、カールの手前に祀られている駒ヶ岳神社さんに、まず拝礼し、散策に出掛けました。。
回廊をゆっくり回って、30分から40分くらいで一周するコースです。足場は悪いので、お年寄りや、お子さんは、捻挫などせぬよう十分注意して欲しいと思いました。。
途中、雲海の先を見てましたら、小さく富士山が顔を出しておりました。。^^
流石は富士山というべきか、・・・そのお姿は、どっから見ても、ご立派ですねぇ。気品があります。。(^^ゞ
歩いていると・・カールの下の方に小さな池を見つけました、近くに寄って見たところ・・アメンボが泳いでいました。アメンボって、結構高いとこにもいるんですねぇ。初めて知りました。かなりタフなヤツです。。^^
それにしても・・標高が高い分、肌寒い割に、紫外線はジリジリと来ますねぇ。サングラスと帽子は欠かせません。。
ここから更に足をのばし、写真中央の宝剣岳(2,931m)や、駒ヶ岳(2,956m)方面にアタックする方も多く見られましたが、軽装による安易な登山は危険であるとして、戒める立て札が立っておりました。。
確かに解放感から、少し先まで足を伸ばしたい気にもなりますが、山の天気は急変しますからねぇ。油断は禁物です。。
去年の7月、北海道のトムラウシ山で、十分な装備とガイドがいたにも拘らず、10人のツァー客が遭難し亡くなりました。山を甘く見ちゃいけませんねぇ。気を付けねばなりません。。
ここは十分満足の行くところです。私も山の景色を求めて、上高地や乗鞍、白馬と・・あっちこっち行きましたが、ここも最高なビューポイントでした。。
皆さんも、機会があれば、是非、お出掛けになってみると宜しいかと思います。癒されますよ!・・・\_(-_- 彡