griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

言葉より実行という重み。。

神奈川県二宮町が庁舎の清掃の外部委託を5月で打ち切り、6月から職員が交代で清掃することになり、坂本孝也町長や総務部長ら11人が1日、各階のトイレ掃除などを行った。
役場の管理費を少しでも減らそうと、町長が提案し、実現したもの。2003年8月から職員らが庁舎内外の清掃を実施している福島県矢祭町を参考にした。二宮町ではこれまで庁舎の清掃を、窓口の受け付け業務とセットで外部委託し、年間約1200万円かかっていた。町長を含む137人の職員が業務終了後に交代で週3日、掃除にあたる。男性職員が月に1~2回、女性は月3回ほど回ってくる。 モップを持って参加した坂本町長は「花屋をやっていたので、清掃は慣れている。予算を節約し、浮いた資金を福祉に回したい」と話していた。 
(2010年6月2日05時18分 読売新聞)

う~む。ご立派!・・・

記事を見ると、この町は、これまで年間1200万円を清掃業者に支払って来たという。まっ、普通に考えれば、この程度なら?・・・と感じられるレベルではあるが、あえてそれを職員自らの手で清掃に当たり、町の予算の削減につなげようとされている。。

しかも、節減により浮いたお金は「町の福祉予算に回す」というのだから、その志たるや、誠に立派、実に見上げたもんである。。

ちなみに、こうした職員や地域住民への意識改革を狙った取り組みは、他の地域でも時折り見かけるが、しかしながら「言うは易し行うは難し」という例えの通り、実行には関係者らの並々ならぬご苦労の程が察せられる。。

それでなくても、キレイごとを並べるだけで、自身は何ら動かない似非(エセ)政治家が増えている世の中だけに、まだ、こうした真面目な職員たちの残っている日本を誇りと感じたい。そして彼らの草の根の意識改革を強く応援したい。。\_(-_- 彡