griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

海外からの支援を拒み続ける中国政府。。

中国青海省地震中国当局は15日、被災地への救援隊派遣や援助物資の輸送を一段と本格化、温家宝首相も午後、急きょ被災地入りし、救援隊員や被災者を激励した。しかし現地では余震に加え、高地作業に慣れない救援隊員らの疲労が激しく救助活動が難航。16日未明の中国メディアの報道によると、死者は760人、行方不明は243人に上り、焦りの色が深まっている。
 外遊中の胡錦濤国家主席は震災対応のため急きょ日程を切り上げて帰国することを決め、温首相も22日からの東南アジア歴訪を延期、中国指導部として事態を重視していることを示した。
 中国メディアによると、温首相は震源地に近く、大きな被害が出た青海省玉樹チベット族自治州玉樹県で救援隊員を励まし「人命救助が最優先だ。1人もおろそかにするな」と呼び掛けた。温首相の現地入りは被災者救援に政府が力を入れていることをアピールするのが狙いだ。
 救助活動の主力となる軍部隊と武装警察部隊はこれまで計6390人を動員。青海省内外の消防隊員も2千人近くが緊急派遣され、救助活動に当たっている。

 15日朝までに750回の余震があったほか、標高3700メートルの高地で救援隊員の体力消耗も激しいという。生存者を捜す捜索犬も高山病の反応が出て多くが動けない状況になっている。 
2010/04/16 01:43
共同通信


先に起きたペルーのマチュピチュの豪雨災害でも、救援の為のヘリが大活躍した。こういう高地での救助活動には、ヘリの動員が欠かせない。。

しかし、余分なヘリは、何処の国とて、それほどないハズ。発生から72時間が生存へのカギとされるなかで、メンツに拘っている場合ではない。。

振り返ると、かっての四川大地震の時も盛んに言われて来たことだが、この辺りの山岳地帯には中国の核施設が点在しているという話もあり、その辺りに救援の受け入れを躊躇させている遠因がある可能性もある。。

或いは、長年に渡るチベット族との「しこり」を、漢民族だけで行動することによって、少しでも融和につなげたいとする思惑もあるのかもしれない。。

いずれにせよ。先の四川省地震では、世界中の支援を受け入れたという紛れもない事実が残ってる訳で、青海省地震では、過去の方針を一転し、海外からの救援を一切受け入れないことに変えたとなれば・・・これは明らかにチベット族への差別と受け取れ、彼らの命を軽んじていることへの証明となってしまう。。

災害救助は、理屈抜きで力を結集させるべきである。様々な民族の恩讐を乗り越えて、かけがえのない命を救うことだけに、全ての意識を集中してもらいたい。。。\_(-_- 彡