griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

苦境に立つトヨタ。。

トヨタ自動車ハイブリッド車(HV)の新型「プリウス」の国内でのリコール(回収・無償修理)を決め、事実上、不具合を「欠陥」と見なすことを受け入れる形になった。
 決着を急ぐことで看板車種プリウスのイメージ悪化を防ぐ狙いと見られるが、不具合問題への対応の遅れには国内外で批判が高まっており、短期間での方針転換が信頼回復に直結するかは未知数だ。
(2010年2月7日12時10分 読売新聞)

自慢の環境技術で、新時代をリードしようとしていた矢先の巨大リコール・・・

しかも立て続けに・・・

しかも・・トヨタ自慢のハイブリット技術での・・まさかの失態。。

欠陥と認めるべきか、そうではないと主張すべきか。社内では激しい葛藤があったと思う。しかしメーカーとユーザーとの間で意識の開きは埋まっていない。・・ここが肝である。。

今回は、メーカー側が事態を引きずらせないために、苦渋の選択をしたという憶測もなりたつ。・・であるなら・・何故もっと迅速にしなかったのか・・その点が悔やまれるところ。。

ここまで長引かせては、もはやイメージダウンは避けようもない。手ひどい痛手を被ろう。。

昔から「大男、総身に知恵が回りかね」というが、今回は決断までに時間が掛かり過ぎた。トヨタ大企業病に陥ってしまったのか・・・

トヨタばかりではない、最近では、政界においても、そうした傾向が目立つ。どちらも保身ばかりが先に立っている。。

黒と見るか、白と見るか?・・立場により見解の差はあろう・・であっても、グレーには変わりはない・・そこは否定しようもないところ。。

その点において、トヨタも今の政権もトップの決断が鈍すぎる。その間に国民やユーザーの心は離れる一方となり、傷口を更に深くする要因となっている。。

組織が大きくなり過ぎたトヨタ・・そして大きい政府を引きずる現内閣・・起きている事態を正しく呑みこめてない点で、正しく両者には共通項が見られる。。

それが事態を悪化させている要因だ。状況判断に欠け、責任の所在も不透明・・共和制的な経営が陥りやすい典型的な症状ではあるまいか・・・

一時は苦境に陥っていた松下が、何故あのような校擎麌釮鮴し得たのか?・・両者は、今一度、考え直すべき時に来ているように思われる。。

その点、様々な問題はあったにせよ・・最後は一人の侍として、キチンと始末を付けた朝昇龍・・果たして、どちらが真の日本人と言えるだろうか・・う~むと考えさせられてしまった。。。\_(-_- 彡