griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

節分。。

昨日は節分です。恒例に従い、我が家でも、ささやかながらの「豆撒き」を実施しました。。

「豆撒き」といっても、世間のように鬼に扮した者へ豆を投げつける訳ではありません。。

単に家の窓や玄関等を開け払い、煎った豆(市販品)を入れた一升枡を片手に家の中を歩き、神棚や仏壇。それに書院などに一礼したのち、「福は~内」「福は~内」と、それぞれに大きく二回唱えて豆を置いて歩きます。。

我が家では、この時に「鬼は外」とは決して言いません。言うまでもないことですが、そうした神聖な場所には、元より鬼などは存在していないという考え方を取っているためです。。

「鬼は~外」というのは、窓辺とか玄関にて、家の中から外に向かってのみ唱えます。勢いよく外に向かって豆を投げつけながら、二回ほど「福は~内」「福は~内」を唱え、最後に「鬼は~外」一回唱えるという決まりになっています。そしてこれを二回復唱します。。

その後、屋外に出て同じように唱えます。庭から門の外に向けて、同様に大きな声で唱え、復唱します。
我が家では、代々このスタイルを継承していますが、世の中的には、これがスタンダードではないかもしれません。。

実際、個々のお寺さんによっても、またそれぞれの宗派によっても、かなり個性というか?・・違いが見られるといいますので、もしかして定まったスタイルというのは無い可能性もあります。。

ちなみに我が家ですが、先代までは、玄関の戸口に柊の枝に鰯の頭を刺した物を括りつけていましたが、今ではカラスが来るので私の代から止めました。何の意味かは知りません。。

皆さんのお宅ではどうなさっていますか?・・そんなのやってる家はありますか?・・・^^

とまぁ。そうした一連の流れにより、我が家では「豆撒き」行事は終了します。その後の夕食ですが、某処の東急DPで買った築地「江戸銀」の恵方巻きに皆でかぶり付きました。それぞれが方位をcheckした後、狙いを定め、そして熱い願いを込めて、各自、黙々と食べますた。。(^^ゞ

ハーフサイズの「手撒き」ではなく、基本通りの一本タイプにしたもので、一気に食べるのは・・かなり骨が折れます。なんとか完食したものの、そのお陰で他のものは殆ど食べられませんでした。。(=^_^=)

合わせて、お約束の福茶や福豆を頂きました。福茶ですが・・一見「ソバ湯」みたいな感覚でもあり、場の最後に「締め」として呑むには・・丁度いいお茶だと思いますね。香ばしくって、シンプルさの中にもコクが感じられ、私はわりと好きです。。

皆さんのお宅では、どのような節分を過ごされましたか?・・・(=^_^=)