コンビニエンスストア３位のファミリーマートは１３日、同７位のエーエム・ピーエム・ジャパン（ａｍ／ｐｍ）の全株式を取得し、子会社化すると正式発表した。 買収金額は約１２０億円。
【MSN産経ニュース2009.11.13 12:40】
首都圏に小規模店舗で展開するａｍ/ｐｍ・・・オフィス街には、この手のクラスが丁度いいという利点もあり、近年飛躍的に伸びた。ターゲットを絞って品目を絞り独自の構想で人気を博したが、少し急ぎ過ぎたみたいである。。
コンビニを取り巻く業界の内情は年々厳しさを増している。深刻な消費不況の中、約４００００店近い既存店を持つコンビニは、その生き残りをかけて・・・再編を繰り返してきた。。
そうした中で、ａｍ/ｐｍは残された数少ない「目ぼしきブランド」ではなかったろうか。あとのクラスとなると、一気に下がって１００店舗前後で展開する地域密着型の小規模ブランドに留まる。。
ａｍ/ｐｍの親会社レックス・ホールディングスの親会社レックス・ホールディングスが、厳しい経済情勢を受けて、今年の春のこと。自社「牛角」への資源集中の為、保有するａｍ/ｐｍの売却先を模索されていたのは周知の事実。７月の産経新聞にも同じく取り上げられていた。(http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090728/biz0907281036002-n1.htm）
一時は、ローソンに決まりか？・・・と思われていた時期もあったが、結局、交渉は流れたようで、おそらくは株式の引き取り額の点で折り合いがつかなかったのだろう。。
そして今回、ようやくファミマに決定したようだ。これでコンビニ業界は、セブン、ローソン、ファミマの３強時代に向かいそうだ。この後は野球のように「クライマックスシリーズ」で戦うしかない？・・・・(*^_^*)
