griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

電子レンジや、IHヒーターなどの、イレギュラーな使い方に事故が頻発している。。

国民生活センターは4日、電子レンジやIH(電磁誘導加熱)ヒーターなどで温めることができるタイプの湯たんぽで、やけどする事故が相次いでいると発表した。
 センターのまとめでは、2004年4月~09年8月で、電子レンジで加熱する際の事故が23件、コンロやIHヒーターで加熱する際の事故も11件。中身が飛び出すなどで、顔や手などをやけどする事例があった。
 センターは、これらのタイプの商品をテストした。電子レンジのタイプでは、加熱する時間を自動設定する「オート加熱」というレンジの機能で温めると、商品に記載の時間より加熱時間が長くなり、高温になった液状やジェル状の中身が外に漏れ出すことがあった。IHヒーターのタイプでは、口金をしたまま加熱すると湯たんぽが爆発した。
 いずれの商品にも、オート加熱の利用や、口金をしたままの加熱を禁じる表示があった。センターは「電子レンジのタイプでは表示にある通りの加熱時間にし、IHヒーターのタイプでは口金を外して加熱するなど、正しい使用法を守って」としている。 (2009年11月5日01時08分 読売新聞)

電子レンジは確かに便利な調理器具だ。そのため最近は「お手軽クッキング」のような電子レンジ専用のレシピ集も多い。。

何処となく安易な生活に慣れ過ぎているキライも感じるが、最近は時間の節約のみならず、コストの節約という新たな使い方も定着しつつあり、世界的なエコの流れにも沿っている。。

ただ?・・電子レンジ本来の使い方を大きく逸脱し、使用することにより、予期せぬ事故や、故障を招く事例が後を絶たないとされる。記事はそうした安易な使い方に警鐘を鳴らしているものと思われるが・・・

とはいえ・・私は「創意工夫」の精神は良いことであって、決して否定されるべきものではないと考えている。つまり、電子レンジの新たな利用の仕方が、ユーザーサイドから発見され、リターンされることによって、改良が進み、新製品へとつながる期待も出て来る。それはそれで良いことだと思う。。

核心は本来の使い方を大きく逸脱して使用する場合は、すべてユーザー側の「自己責任」を原理原則にすべきであり、そこを抜きにして考えようとするから?・・・おかしな方向に行ってしまうのである。パソコンのフリーソフトなどと同じ考え方で扱えば良いと考える。。

「自己責任の原則」さえ守れば、あとは買った物をどう使おうと、大きなお世話となる。本来、私物にまで周りからとやかく言われる筋合いはない。自己責任で注意して使えば良いだけのことである。それを何でもかんでもメーカー責任。製造者責任とするものだから・・ワガママが増えるのである。。

今の時代は、消費者が法律で守られ過ぎていると思う。あまりに過保護過ぎる。だから「甘ったれ小僧」が増えてしまうのである。裁判所も、クダラン申し立てが来たら・・・あっさり門前払いすれば良いだけのことである。。

人間は失敗を糧にして学ぶのであって、時に羹に懲りて膾を吹いても良いではないか。さもなくば「取り説」が、注意書きだらけで、電話帳の厚さになる事態も予想される。それだけは勘弁してもらいたい。。。\_(-_- 彡