griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

胴上げが元で人が死に、訴訟される。。

滋賀県栗東市の運送会社に勤めていた男性(当時60歳)が2007年11月、社員有志が開いた定年退職に伴う送別会で胴上げされた際、落下して大けがを負い、約10か月後に死亡した事件で、県警草津署は18日、胴上げをした20~40歳代の同僚ら3人が注意義務を怠ったなどとして、重過失致死容疑で書類送検した。
 捜査関係者らによると、3人は07年11月18日午後8時頃、同県草津市内の旅館の宴会場で、男性を持ち上げて空中に投げた後、体を受け止めずに畳の床に落とし、男性に呼吸不全や寝たきりになるなどの障害を負わせたうえ、08年9月に死亡させた疑い。 遺族が08年11月に告訴していた。遺族の代理人は「事件の事実関係が明らかになることを期待している」と話している。 (読売新聞) 2009年9月19日(土)03:10

この事故に関する最初の報道は、昨年の12月にあり、気になるニュースとして当ブログでも取り上げた。。

負傷された方は、確かにお気の毒なことである。・・・胴上げには、この三人以外にも多くの方々が参加されていたとされるが、訴訟までに時間が経ち、この三人しか分からない状態という。。

かくして、この三人が、本来はいたハズの、他の人の分まで、全てを、しょっ被る羽目となってしまった。ここの不満もあるに違いない。。

いずれにしても、皆がこの方の定年退職を祝して、良かれと思い、お祝いの気持ちを表した結果が、運悪く逆目に出てしまったことは残念なことである。。

今回の読売新聞の記事を見ると、「体を受け止めずに畳の床に落とし」・・・となっているが、前回の報道では、どの社の記事にも、そのようなことは一切書かれていない。。

多分、今回は、送検する側サイドの一方的な言い分を載せたのだと思われるが、当事者にしてみれば?・・そんなつもりはなかったと?・・言うと思う。。

客観的にみると、おそらくは、宴会で酒が入っていたこともあり、それが元で、手元が狂ったのかもしれない・・と想像されるところだ。。

そこが迂闊だったと言われれば?・・正にそうなんだろうが・・・といって?「ワザとやったろ?」と言われれば?・・・祝福していた側にすれば、ムカッ腹が立つことに違いない。。

善意でしたことが、まさかの結果になってしまった訳で、まさに不運としか?いいようのない悲劇である。。

がしかし、例え理由がどうであれ、それが元で死に至ったとなれば、当事者らの過失責任は少なからず免れないのも事実。。

ただ?・・「“重過失”致死」が相応しいのか?・・どうかとなると?・・・人により意見も大きく分かれるところと思う。。

今回は、落ちたとこが、コンクリートなど、いわゆる重大な結果を予想できる場所ではなかった。宴会場の「畳の上」である。。

畳は一般に、柔道場などのイメージともダブリ、よもや、そこから死に至るような事故に発展する予想は?・・普通の感覚では起きにくい。。

事実、私自身も、胴上げは、野外も含め何度も経験している。された経験もある。それだけに、この事件は、自身への戒めと共に、今後、またやる場合は、細心の注意でせばならぬものと、改めて肝に銘じているところである。。。