griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

民主党の藤井裕久最高顧問。サンプロで大いに吠える。。。

民主党藤井裕久最高顧問は13日、テレビ朝日の番組で、新政権誕生後の経済政策に関し、「景気が『二番底』になってきたら、景気対策をやる」と述べ、景気が悪化した場合、新政権は新たな対策を講じるとの考えを示した。
 財源確保のための国債発行についても「あり得る」と述べ、赤字国債発行の可能性もあるとの見方を示した。
 藤井氏は、地方自治体が2009年度補正予算の凍結に反発していることについては、「(補正予算の)交付決定をしていなくても、地方団体に回す分は、実情を見ながら、そのまま執行してもらうこともある。(地方が)無理だと言うことは、認めないといけない」と語り、柔軟に対応すべきだとの考えを示した。
(2009年9月13日19時30分 読売新聞)

この前、テレ朝のサンプロに藤井さんが呼ばれていた。次期、鳩山内閣の「財務大臣」・・との呼び声も高い昨今であるが・・・人事は足の引っ張り合いの場。はたして実現するかどうかは分からない。。

それは兎も角も、藤井さんがサンプロで述べていたことは、福祉型経済という部分を除けば、概ね、納得のいくものだった。。

8月30日以降、マーケットが、あの投票結果をどう捉えるか?・・気になっていたが、ご祝儀相場もそこそこに、早くも株は下降し始めている。。

おそらくは実体経済が悪いからだと思うが、景気回復が成長から足踏みへと転じ始めているのは確かのようだ。今後の流れ如何では、更なる悪化に転ずる可能性も出て来る。。

景気動向も、いよいよ秋冬の陣を迎えていると?・・・言えまいか・・・ここで采配を間違われると日本はエライことになる。。

実は、それらを先取りするように、先日、総務省により発表された有効求人倍率も最悪であった。特に高卒の求人が細っている。。

藤井さんが、番組中、田原さんの質問に答えて、・・・>(秋の深まるころ)財源確保のための国債発行についても「あり得る」と述べ、赤字国債発行の可能性もあると?・・・含みを残している。。

これも最悪の事態を想定すれば?・・当然のことであって、ここに異論を挟む気はない。。

ただ?あの人の言う「福祉型経済成長」に関しては、私には単なる夢物語と映った。一口に内需拡大と言っても?・・福祉で飯を食うのは難しい。。

個々の家庭単位でみれば、福祉型経済を充実させることによって、飯が食える可能性もあるが、国家単位のマクロで考えると?・・輸出により海外から外貨を稼がないと、タコが自らの足を食うのと変わりない。。

この世に永久運動機関がないのと一緒で、国内だけで、いくら経済を掻き回してみても、徐々に衰えてゆくだけである。。

私的には、新たなる金融商品を発掘し、今後は所管の厳しい監視のもと、じっくりと育てて行く必要を感じる。それらと並行し、他の諸策を進めれば、内需拡大も考えられなくもないかも知れない。。

生きてゆく上では、宝くじのような?夢も必要である。そういう部分を巧みに利用しない手はないのだが、日本も世界も、すっかり「羹に懲りて膾を吹く」ようになってしまった。ムリもないとは言え・・残念なことである。。

金融商品の暴走は止めねばならないが、といって?抑え過ぎるのも良くない。日本のバブル崩壊を振り返っても、土地規制や金融規制を始めとして、政府の「総需要抑制策」が、あまりにキツ過ぎたことが、その後の経済に、壊滅的なダメージを与えてしまった原因になっている。あの時の教訓を決して忘れるべきではないと思う。。

資源の乏しい日本としては、食料品も含め、ほぼ全ての原材料を輸入せねばならず、そうした現実から、目をそむけてはいけないと警告したい。。

国内経済の再生は、無論のこと必須だが、それに際し、輸出を抜きに考えるのは?・・あまりに危険と指摘したい。輸出型経済再建を最優先すべきである。そしてそれを裏から支えるのは金融である。。

「福祉型経済成長」という理念は理念としても、「福祉型経済」社会では、投下した費用に見合う経済再建は、なかなか期待できない。長いこと「斜陽」と言われ続けて来た?・・あの「英国」が、何よりもそれを証明している。。

金融は舵取りが難しいが、単にリスクを恐れていては?経済の拡大は期待できないように感じる。「福祉型経済成長」もいいが、民主党には、輸出や金融も含めたバランス感覚ある対応を取ってもらいたいと要望する。。。\_(-_- 彡