griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

心に沁みる贈り物。。。

新型インフルエンザの感染拡大を受け、台湾の駐日代表部に当たる台北駐日経済文化代表処(東京)が20日、大阪府兵庫県にそれぞれマスク10万枚を贈った。最終的に100万枚ずつ支援する予定。 台北駐大阪経済文化弁事処は2003年に新型肺炎(SARS)が台湾で流行し、多数の被害が出たことを挙げ「苦しい経験があるからこそ、このような緊急事態に協力したいと考えた」としている。 
 同弁事処の黄諸侯処長は午後5時に兵庫県庁を訪問。「わずかだが役に立ててもらいたい」とマスクを手渡すと、井戸敏三知事は「大変ありがたい。早急に県民に届ける」と笑顔を見せた。 大阪府社会福祉協議会にも午後、10万枚が届いた。同協議会は「入手が困難なのでうれしい」としている。
 兵庫県と台湾は、阪神大震災や台湾中部大地震の際に支援し合った。03年にはSARSに感染した台湾の医師が来日、関西や四国を観光旅行し、日本と台湾が対応に追われたこともある。
(2009年5月20日21時20分 スポーツ報知)

う~む。有り難いことだ。。

ピンチの時の支援ほど有り難く感じるものはない。。

この頃はメディアも、次第にウィルスの弱毒性を理由に、あまり大きく騒ぐべきではないようなメッセージを贈ろうとし始めた。背景には、日本経済への更なるダメージを考慮してのことかもしれないし、CM収入が更に落ち込んだら困るという懐事情もあるのだろう。しかし万々が一・・弱毒性から強毒性にでも変異が進んだら?・・とても、そんな呑気なことを言ってる余裕はなくなる。。

その際に、あの時の判断が甘かったなどとの言い訳は、私は一切聞きたくないし、おそらく、その時は列島が死人の山である。そうなったら?いったい誰が責任を負うのだろうか?・・一人二人の生首を差し出されても?オッつく話ではない。。

報道を見ていると、国が定めた行動指針と現実との間に、乖離や矛盾らが多々見つかっているとも囁かれる。だが、こうしたことも、感染予防対作を、現実に移して、初めて気付いたものである。。

机上で作成した行動指針には、どんなに見直しを繰り返してもバグが残ってしまう。それをキチンと手直し、確かなものへと精度を高めて行くのは、実戦による訓練というか?確認しか道はないのである。。

先の北朝鮮によるミサイル発射騒動でもそうだった。あの時、多くの国民が、忘れかけていた、この国の置かれている立場を、再認識したのである。あの時は発射を見誤る様々なミスも起きた。連絡網の誤報もあった。。

それぞれが初めてのことであるから、無理もないものである。だが多くの国民を巻き込むことにより、後にキチンと修正され、より確かな備えとなるのである。まさしく「災い転じて福となす」である。。

今回の「新インフルエンザ」騒動も、弱毒性の今のうちに、対応していることが重要であり、それらは後々への貴重なデータとして、また行動指針の見直しとして、着実に活かされることになる。。

こうした?ある意味、実戦でしか得られない?貴重な経験やデータは、将来に起こりうる?バイオテロなどの対処にも?・・役立つことが期待され、厳しい経済情勢の中では有りますが、更なるダメージにも十分配慮しつつ、国民の生命財産を最大限に配慮する姿勢は崩さないで貰いたいと要望する。。

途中でブン投げて、ここまでやれば「もういいや」みたいな?・・半端仕事は決してして欲しくない。。。

いずれにしても、今回の台湾からの心のこもった贈り物に深く感謝しながら、有り難く頂きたいものである。。。