griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

北朝鮮が発射した弾道ミサイル?について。。。

5日午前11時30分ごろ、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、防衛省では約1分後、広報担当者が詰めかけた報道陣に対し、「発射場所は北朝鮮、発射方向は東、発射の数は1発」と第1報を伝えた。
 同省によると、弾道ミサイルの第1ブースターは同37分、秋田西方沖約280キロの日本海に落下したとされ、ミサイルは日本上空を通過し、列島の東約2100キロの上空でレーダーが追跡を終了した。第2ブースターの落下地点は判明していない。 これを受け、海上保安庁は同32分、対策本部を設置。2分後には日本周辺を航行中の船舶に航行警報を発令し、発射情報を伝えるとともに、巡視船2隻を秋田県沖に向かわせた。航空各社には国交省が同34分、同様に航空情報を出した。 警察庁も同32分、対策室を対策本部に格上げして、秋田、岩手両県警などに落下物の有無を確認するよう指示。同庁によると、正午の時点で、落下物に関する情報はないという。 (2009年4月5日13時41分 読売新聞)

度重なる誤報が許されない状況の中で、予告、二日目の朝。今回はスムーズな連携のもと、正しい速報になる事が出来た。課題は残るが、何事もなく無事に通過したことに、兎も角も安堵の気持ちでいっぱいである。。

不謹慎ながらも、今回の騒動を、緊迫感あふれる高校野球で、初打席に立つバッターの心境と重ね合わせて見た。。

何としても「打たねば。打たねば」との使命感からか?・・極度の緊張で力が入り過ぎてしまうバッター。ピッチャーが投球モーションに入るのを見るやいなや、力み過ぎによるものか?思わずスイングしてしまう。その様子に、溜息と批判渦巻くベンチとギャラリー。。

慌てる中でミスは続くが、ようやく肩の力も抜けて、気持ちも落ち着くことができたバッターは、ピッチャーと投げる球筋を、今度はしっかり見えるようになるのである。。

ベンチのサインも確認した。いよいよ勝負である。打者は、ピッチャーの投げる球に全神経を集中し、胸のお守りを強く握りしめた。そして投げられた投球を、今度は見逃すことなくフルスイングし、見事、ベンチと観客の期待に応える事が出来た。今回のミサイル騒動。私には、そうした展開だったように感じられる。。

戦後64年。自衛隊も、それを統括する政府や防衛省も、今回ほど緊張した場面は無かったように思われる。誰だって初めての経験なれば緊張もして当然である。空振りは決して褒められたものではないが、見逃しよりは?遥かに良い。次の打席には、この経験を活かして、見事な働きをしてくれることだろう。そのように期待したい。。

例によってマスコミは、今回のことで、失敗ばかりを騒ぎ立てているが、一々、若い頃の向こう傷をあげつらうよりも、むしろ失敗を乗り越えて成長を目指す自衛隊にエールを贈って欲しいものだ。。

私的には、今回のことが、政府をはじめ、自衛隊にとって貴重な軍事演習となり、実戦さながらの良いデーター収集が取れたことは、不幸中の幸いとして喜ばしきことと感じている。。

出来て当たり前とされる国家防衛だが・・・ぶっつけ本番にあって、衆目が期待する成果を、確実に出すことの難しさは?・・WBCの後に胃潰瘍の判明したイチローを見ても分かる。。

今回は、政府と自衛隊に心から感謝を申し上げたい。そして国家国民のために、今後も、尚一層の精進を遂げてもらいたいと要望する。。。\_(-_- 彡