griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

大山鳴動させるなら?・・結果を出せ!。。

小沢一郎民主党代表の資金管理団体陸山会」の政治資金規正法違反事件。検察OBの間では、今回の特捜部の捜査に対する評価が分かれている。
 東京地検の特捜部長時代にゼネコン汚職事件の捜査を指揮した宗像紀夫・中央大法科大学院教授は、「特捜部は、従来の価値基準を変えて摘発した」と批判的だ。「政治資金規正法上、最も悪質なのは、収支報告書に記載しないヤミ献金。今回は、献金自体は記載されており、透明化の義務はある程度果たされていた」と指摘。さらに、「政治状況が緊迫する今、いきなり野党第1党の党首の秘書を逮捕したのは、やや乱暴だったのではないか」と疑問を投げかけた。
 自民党長崎県連の違法献金事件(2003年)の捜査に携わった元検事の郷原信郎桐蔭横浜大法科大学院教授も、「西松建設政治団体がダミーなら、例えば業界団体が設立する政治団体はどうなのか。今回の事件が違法だとしても、ヤミ献金ではないので悪質性は低く、罰金刑が妥当。検察は、なぜ今回の事件を摘発したか十分に説明する義務がある」と指摘した。
 一方、元最高検検事の土本武司白鴎大法科大学院長は、「規正法は、政治と企業の癒着構造をただそうと、改正を重ねてきた。企業献金にダミーの政治団体を使うような、手の込んだ犯罪を立件したことは、一罰百戒的な意義がある」と評価。その上で「捜査がこれだけで終わるとは考えられない」との見方を示した。
 元東京地検特捜部長の河上和雄弁護士も、「見返りを期待する企業が、その姿を巧妙に隠して献金した極めて悪質な事件。政治腐敗の温床となってきた企業献金のあり方が問われている中で、特捜部の摘発は当然だ」と意義を語る。さらに、「資金管理団体に加え、政治家の『第2の財布』である政党支部への献金も立件され、両団体の代表者である小沢代表の責任は免れないだろう」と話した。 (2009年3月25日02時21分 読売新聞)

(特捜部が) いきなり野党第1党の党首の秘書を逮捕したのは、やや乱暴だったのではないか?・・・・何を今さら・・・┐(゚~゚)┌

それをいうなら?・・ホリエモンの時も同じじゃないか?・・あの時は、なぜ言わなかった?・・・

ホリエモンの時も、過去の事例に照らして、明からに逸脱する暴走ぶりだった・・・しかも特捜の読みは大きく外れ・・・結果は「大山鳴動して鼠一匹」・・・・

逆に、その見返りは極めて重く、対象とされたLDは上場を追い出され、結果として何千億という損害を株主に与えることとなる。更にはそれを通して市場の空気を一変させ、その後に起きる株価低迷の一因を作ったことは?・・もはや誰の目にも明らかだ。。

昔は「特捜」というと、巨悪に立ち向かう正義の象徴というか?旗印みたいなイメージがあったが、あれ以来、私の中にあったイメージは一変した。そのダーティーなイメージは今も拭いされないでいる。。

そしてまた今回、世論やマスコミのイメージ先行による提灯捜査・・・それらがもたらす社会的デメリット・・・それも結果オーライなら?まだ好しとして・・・外れれば?批判に向かうは当たり前のことだ・・・

今回は、各界の有識者らによる政治的配慮発言が続き、小沢氏自身まで捜査の手を伸ばすのを検察サイドが諦めたという憶測報道も飛び始めている。。

これが事実なら?・・ご都合主義も甚だしく、そうした日和見態度は、更なる検察の信頼を落とす元となろう。はたして、どうなるものやら・・・う~むである。。。\_(-_- 彡