griffin avenue’s blog

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食物を詰まらせて死亡した知的障害者の両親が訴えていた裁判に判決が下りる。。。

知的障害者の長男=当時(27)=が入所していた施設で食べ物を気管に詰まらせて窒息死したのは、施設が安全配慮義務を怠ったためだとして、千葉県に住む両親が施設を運営する社会福祉法人などに計3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁は19日、原告の請求を棄却した。 判決理由で坂本宗一裁判長は「職員は必要な救命措置を講じた。事故原因となった食物の管理に不備があったという証拠もない」と指摘した。
 判決によると、長男は知的障害者援護施設「札幌光の森学園」(札幌市)に入所していたが、平成12年9月、朝食を取った後、自室に戻る途中に何らかの原因で食物を気管に詰まらせて窒息死した。 
MSN産経ニュース2009.3.19 14:50

気の毒だが、この判決は已む得ないと感じられる。詳しい状況を把握した上での意見ではないが、一般論で考えれば?この判決は当然の帰結である。。

亡くなられた方にはお気の毒なこととお察しするが、みんなみんな。精一杯お世話しての上でなら、これも運命と諦めてもらう他はない。私はそう思う。。

もっと厳しい言い方をすれば?・・知的障害者などへの食事提供は、プロでも難しい技術とされ、任せていれば常に100%安心などと考えるべきではない。そこに「金払ってんだから当たり前」・・という感覚を持ち込むと、お互いが悲劇となる。。

それでなくとも、最近は「言ったもん勝ち」的に、起きたことに対し「取りあえずは、何でもかんでも訴えて見る」という姿勢を多く見かけるが、それらは健全な社会秩序を崩壊させる危険をはらんでいると理解すべきだ。。

こうした訴訟が度重なれば?・・いずれ新たな施設運営に参入しようとする者や、プロの介護を目指す者らを委縮させることは明らかで、その事により、産婦人科の減少と同じ道を辿らないとも限らない。。

さもなくば?こうした要介護者は「身内全体で介護せよ」ということになる。それが出来ない現実があるからこそ、皆、こうした施設にお願いしているハズなのだ。であるなら?もっと素直に感謝の念を持つべきである。。。