griffin avenue’s blog

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コンドームに否定的なイタリア女性。。。

イタリアのエイズウイルス(HIV)感染者支援団体「NPS」は18日、同国内で毎年少なくとも約30人から50人の女性が、夫や恋人などパートナーの男性のHIV感染を知りながら避妊具なしに性交渉し、自分も感染しているとの調査結果を発表した。同国の通信社ADNクロノスが伝えた。
 こうした女性らは避妊具を使わないのは「愛を分かち合うため」としており、妊娠し子供がHIVに感染するケースもあった。NPSは「社会的な大問題」として対策の必要性を訴えた。
 NPSによると、こうした行為に及ぶのは大半が女性で、男性はパートナーの感染を知ると関係を絶つことが多かった。NPSは支援活動の中で得た情報を基にこうした女性の数をまとめており、実際の数はさらに膨らむ可能性があるという。 国連合同エイズ計画(UNAIDS)などによると、2007年のイタリアのHIV感染者は約15万人で近年、年間約4000人のペースで感染者数が増加している。(共同)
(2009年3月19日12時07分 スポーツ報知)

先ごろ、バチカンローマ教皇が、エイズ予防としてのコンドームに否定的な考えを示して、世界的な非難を買ったばかりだが、それは宗教上から来る節操観念に基づくものだった。。

だが、この記事を見る限り?・・むしろイタリア人は「愛が地球を救う?」的な発想から、コンドーム装着に否定的であるようにも取れる。これも情熱の国「イタリア」ならではの国民性からなのか。ある意味「羨ましくもあり、羨ましくもない」といったところだ。。

もとより、イタリア人ならずとも、愛し合っていれば?・・男女ともに“生”で接したいと思うのは?いずこも同じ思いである。それが本来、自然の姿である。。

だが一方では、それを許さない厳しい現実があることも理解しておかねばならず、病気を甘く見るべきではない。さらに言えば、望まれぬ妊娠は悲劇の始まりであり、生まれてくる命に対しても失礼だ。。

一昨年の11月だったか?・・日本の「不二ラテックス社」から、世界最薄となる驚異の0.002mmなるスーパーコンドームが発表され話題になった。材質も従来的な生ゴムを否定し、より強度性のあるポリウレタンを採用した製品であった。しかもその開発者は女性であるという。。

記事を見る限り、パートナーの感染を知っても尚、“生”での接触を望むイタリア人女性に対し、日本人女性の方が、まだ現実的のようにも感じられ、またそう有って欲しいと?望みたい部分ではある。。

厚労省エイズ動向委員会」の報告によれば、日本のエイズ感染者は、昨年度も依然「増加中」とされ、決して他人事ではない。ストップ・ジ・エイズ!推進のためにも、コンドームの普及を是非とも奨励したいところだ。。。