警察官の職務質問の様子を撮影した動画がネット上に投稿され、物議をかもしている。神戸市内で兵庫県警の警察官４人から職務質問を受けた何者かが投稿したものだが、「私にも肖像権がある」「警察官を侮辱したな」などと声を荒らげる警察官の姿が約２分半にわたり映っている。県警本部は地域担当の警察官に対し、職務質問で萎縮しないよう呼びかけているというが…。
問題の映像は今年１月、世界最大の動画投稿サイト「ＹｏｕＴｕｂｅ（ユーチューブ）」で公開された。「職務質問 兵庫県警新港交番」のタイトルと≪兵庫県警察官巡査部長 ××と△△（いずれも実名）による職質「人間的に汚い奴ですね」≫というコメントが話題を呼び、今月１０日までに約１３万回再生されている。
撮影者に対し、女性警察官１人を含む４人の警察官が職務質問しているという動画。男性警察官２人は警察手帳を示して名前も名乗ったが、撮影者は質問に答えず、言葉も一切発することなく撮影を続行。その撮影者に対し、警察官は「人間的に汚いな」などと威嚇するが、撮影は止まらない。警察官は任意で交番への同行を求めたがこれにも応じず、最後は職務質問を断念した。 ZAKZAK 2009/03/13
う～む。任意ということを逆手にとった不埒な態度。時代とはいえ、これには警察も困るだろう・・同情する。。(v_v)
そういえば？・・このようにＹｏｕＴｕｂｅに投稿するかどうかは別にしても、このところ。こうした公権に対し、何かにつけ、ビデオで撮影しては、隙あらば「訴訟の構え」を見せる市民傾向が増えている。まさにアメリカ型の訴訟社会に驀進中だ。。
そこで感じるのが、日頃から「報道の自由」を傘にしたパパラッチ記者の存在である。こうした者らが、世の中にあふれている時世だけに、今では、すっかり毒されてしまったのか？・・ますますビジュアル化が当たり前になるなか、記事のような行動にも、何時しか違和感をなくしているように感じられる。。
昔の「オイコラ警官」のようでも？マズイが・・市民も警察に対し自らの「安心安全」を求める以上、それなりの協力も「義務」である。そして、それら市民を守る警察官には、ある程度の「畏敬の念」を感じるべきであり、さもなくば？・・社会が健全に回っていかないのではと心配される。。
そもそも、こうした世相になった背景を考えると？・・私が思うに、国民の「高学歴化」が少なからず影響していると見る。社会環境の変化もあるが、国民の中に広がる「権利意識」の高まりと、昨今の「モラルハザード」とが密接に絡み合って起きているのではなかろうか。要するに、高学歴が下で、頭でっかちの「こまっちゃくれ」ばかりが増えてしまったということである。。
最近、教師やお坊さん。医者、政治家。そして警察。・・・これまで私たちの生活を、社会を、蔭ながら支えて来た方々に、日頃から「感謝の念」がまるでない。それどころか？文句付けるのが「当たり前」になっているように見える。これじゃあ？・・彼らもやってられん？・・と思うに違いない。そのセイか？開き直ったと見られる犯罪も多発している。。
いずれにしても、多国籍にまたがる巨大な「YouTube」である。国内法だけを固めても？・・という感じも拭えないが、少なくとも？・・削除要請ぐらいは、直ぐにされるべきである。。。＼_(-_- 彡
