麻生太郎首相は２３日昼の臨時閣議で、現在進めている行政改革に加え、新たな行革に着手し、作業日程を示す工程表を作成するよう甘利明行政改革担当相に指示した。 首相は景気回復の状況を見極めた上で２０１１年度にも消費税率を引き上げる方針を表明しており、増税を前に行革に取り組む姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。 甘利氏は閣議後、記者団に「春までに工程表をつくりたい」と述べた。
2009/01/23 14:19 【共同通信】
＞新たな行革に着手し・・・う～む。方向性は大いに結構なのだが・・・未だに本気度が分からないのが残念である。。
小泉内閣以来、一端は軌道に乗りかけていた「財政再建」も、この度の金融危機と世界同時不況により、完全に頓挫しようとしている。麻生総理にして「百年に一度の危機」と言わしめた未曾有の経済危機である。国家による大規模な「財政出動」も無理からぬ事と理解している。。
しかしながら、将来に予想される「増税」については、あくまでも「行財政改革」と必ずセットでなされなくてはならない。万が一増税のみが先行するようだと？・・単に役人による「無駄遣い」を助長するのみに終わる可能性が高く、そのような事になったら？もはや最悪の事態といえる。。
単なる「放漫財政」に終わらせない為にも、脇を締める「行政改革」は絶対に必要である。麻生さんも、これまで「定額給付金」に注いで来たエネルギーを、今度は同じだけ「行革」に注いでもらいたい。。
内需振興と行政改革・・一見あい矛盾する政策・・この難しい両立を、国民は固唾を呑んで見守っている。その為の応援は惜しまない。是非、成し遂げて頂きたい。。。＼_(-_- 彡
