griffin avenue’s blog

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トヨタ・・・2兆2700億円の黒字から1500億の赤字へ転落の見通し。。

トヨタ自動車は22日、平成21年3月期の連結営業損益が従来予想の6000億円の黒字から1500億円の赤字になる見通しだと発表した。営業赤字は、記録が残る昭和16年の決算以来、初めて。
 また、2008年のグループ世界販売台数(ダイハツ工業日野自動車含む)が、前年比4%減の896万台になる見込みだと発表した。
 トヨタは前期に過去最高となる約2兆2700億円の連結営業利益を上げたものの、金融危機に端を発した世界同時不況により、販売が落ち込んだのに加え、急速に進んだ円高の影響を受けた。今下期の為替想定レートは対ドルで100円、対ユーロでは130円としている。足元の為替相場は1ドル=90円台前後で推移している。【MSN産経新聞ニュース2008.12.22 16:12】

前期、約2兆2700億円の連結営業利益を上げていたトヨタが、一転1500億の赤字へと・・天国から地獄への真っ逆さま・・いやはや。尋常じゃない世界経済の悪化。。

順調に飛行していたものが、いきなり激しいエアーポケットに見舞われ、一気に限界域へと急落下している様子にも似ていて、想像を絶するものがある。リーマンブラザースの破綻以来、ここまでなる予想をしていた専門家がいただろうか・・・

平家物語の一節に「猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ」というのがある。栄枯盛衰は世の習いながら諸行無常は否めない。車では長らく業界の頂点に君臨して来たGM・・しかし、今やそれも破綻寸前に追い込まれている。代わってトップに立つトヨタも、のっけから厳しい試練に立たされ油断は出来ない。。

ここまで落ち込みが激しいと、どんなにシートベルトをきつくしていようが、内臓が口から飛び出す心地は否めない。当然、犠牲がゼロで済むハズもなく、事態を乗り切るために最小限の犠牲を前提に覚悟を決めるしかない。あとは機長の腕を信じるのみである。。

一方で、地球上のCO2削減という点でみれば?・・ある意味、この状態は願ってもない好機ともとれる。この事が、これまでの生活スタイルを抜本から見直す切欠になる可能性もある。。

いずれにしても、私たちが今、新たな歴史へのターニングポイントに立っていることは想像に難くなく、良くも悪くも、変革の目撃者として、頑張って見届けたいと思う。。。\_(-_- 彡